020 ナカグロツトガ

 「ツトガ」の名前は、幼虫が袋状の苞(ツト)をつくり、その中に入って地面近くで棲息するところからつけられています。
 幼虫は夜間に地表近くの植物の根を食害し、成虫は昼間は、写真のように伸びた草の陰や樹木に翅をたたんで棒状になってとまっています。
 ところでこの顔、アイリッシュ・テリアに似ていると思いませんか?
 保育社蛾類図鑑では「あときまえじろつとが」となっています。