ナベヅル
大阪府南部の田園地帯 ( 詳しい場所は伏せておきます:コメント参照 ) にナベヅルが3羽来ています。 オスの成鳥1羽とメスの成鳥2羽のようです。 最初に発見されたのは、11月13日の夕刻でした。
この地には'05年にも、若鳥を交えた親子とカップルの計5羽のナベヅルが来ていました。 この時は11月3日に発見され、この地で越冬するかとも思われていたのですが、ねぐらにしていた近くの池の水が抜かれたためか、12月29日にカップルが、12月30日には親子も飛び去ってしまいました。
このうち親子3羽は、'06年にも飛来したようですが、近くの池が工事中であったためか、降下せずに和歌山県の方向に飛び去るのが目撃されているようです。
今年の3羽は、上記の観察を続けてこられた方の話によると、外観特徴から、その時の親子の可能性が大だという事です。
※ 写真は2枚目を除き、クリックで拡大できます。
ナベヅルのような大きな体になると、目立ちますのでイヌなどに襲われる危険性もあり、ねぐらの確保がたいへんですし、餌もたくさん必要です。 でもこの3羽はこの地が気に入っているようですし、地元の方たちも再度の飛来を待ち望んでおられました。
この3羽がこの地で越冬できるよう、優しく見守っていきたいものです。
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【 ナベヅルについて 】
ナベヅルは、体長約1m、成鳥は額が黒く、目の上が赤い色をしています。 頭から首は白色で、胴体は灰黒色をしていて、名前はこの色が煤のついた鍋を思わせることに由来します。 もっとも薪で煮炊きをしない現代では鍋の底が黒くなることもありませんが・・・。
繁殖はシベリア南東部で行い、冬は日本や朝鮮半島・中国などの決まった場所で越冬します。 日本では、鹿児島県出水市と山口県周南市が主な越冬地で、特に出水市は、世界で最も多くのナベヅルが越冬する場所で、約8割の個体が集まっていると推測されています。
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