カテゴリー「野鳥1 水鳥」の46件の記事

2009年12月12日 (土)

ホオジロガモ②

>> ホオジロガモ①

 ホオジロガモのオスの頭は黒色と言っていいのでしょうが、羽毛の物理干渉の結果でしょうか、様々な色に変化します。 ちなみに、ホオジロガモのメスは顔が茶色で、頬の白い斑は無く、嘴の先端が黄色くなっています。

 下の写真(クリックで拡大します)は、みんな同日に千里の池で撮ったオスの同一個体です。

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   黒

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   紫がかった黒

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   緑がかった黒

 また時には、頭の毛を立てることもあります。

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 この表情、シンプソン一家のホーマーを連想してしまいました。 (映画版「ザ・シンプソンズ」('08年)の予告編はこちら。)

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2009年12月11日 (金)

ホオジロガモ①

 ホオジロガモは旧北区亜種と新北区亜種に分けられますが、両者を合わせると広く北半球に分布するカモです。 日本にも冬鳥として渡来しますが、多くは北日本までで、本州中部以南には少数しか渡来しません。
 ホオジロガモは潜水ガモで、大阪付近で越冬するものは主に海にいるのですが、海ガモとしてはそんなに深く潜水できるカモではなく、時には海よりも浅い池などの淡水域にも飛来します。
 そんなホオジロガモのオス1羽が大阪府の千里の公園の池に来ているというので、見に行ってきました。

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 一般的に潜水ガモは、水面採餌ガモに比べると水上に出ている体の部分が少なく、尾が水に浸かっていて(上の写真)、体が重い印象です。 でもその分、潜水は得意で、写真を撮っている時も、水上よりも水中に長い時間いました。 1度潜ると、20秒ほど水中にいます。

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2009年4月18日 (土)

ユリカモメ

 ちょうど今頃、ユリカモメが頭の白い冬羽から頭の黒い夏羽へと変化する時期です。 下の写真では、左から冬羽、夏羽、換羽の途中と、きれいにそろってくれました。 頭の色の変化に合わせてクチバシの色も黒っぽく変化していくのがおもしろいところです。

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 下はもう少しで換羽が終了するユリカモメ。 成鳥では足の色は暗赤色になります。

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※ 冬のユリカモメの様子はこちらでどうぞ。


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2009年4月17日 (金)

オオソリハシシギ

 大阪駅から西南西に直線距離にして約1.7km、市街地のど真ん中と言っていい場所に、海老江干潟と呼ばれている小さな干潟があります。 ここは淀川本流(=新淀川)の、河口から2kmほど遡った所で、プンと磯の香りがする汽水域です。
 その海老江干潟にオオソリハシシギが来ていました。 写真は4月11日に撮ったものですが、暖かい快晴の土曜日、近くには潮干狩りをする人たちもいましたが、オオソリハシシギは元気に長い嘴を泥に差し込み、餌を探していました。
 オオソリハシシギは旅鳥として春と秋に全国に渡来します。 写真のように雌雄とも、ほぼ夏羽になっていました。

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    オス 手前はシロチドリ

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    手前がメス、奥はオス

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    細長い餌(ゴカイの仲間?)を引っ張り出しているメス

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2009年3月22日 (日)

イソシギ

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 イソシギは季節によって南北に移動するようですが、近畿地方などでは年中見ることができます。 つまり夏に見るイソシギは北から来た個体で、冬に見るイソシギは南から来た個体のようです。
 「イソシギ」は「磯にいるシギ」でしょうが、磯で見かけることは少なく、むしろ河原の礫(れき)や砂泥の場所でよく見かけます。 写真のイソシギは三重県の河口の砂泥地で撮ったものです。
 特に冬季のシギは互いによく似ていて識別が困難で、イソシギも前回の冬羽のハマシギとも似ていますが、イソシギの足は黄褐色で、白い眉斑と褐色の過眼線があり、白いアイリングがくっきりしています。

 「いそしぎ」といえば、映画(原題は「The Sandpiper」)とアカデミー主題歌賞を受賞した曲(原題は「The Shadow Of Your Smile」)がよく知られていて、私も好きなので、Youtubeにリンクを張っておきます。

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2009年3月20日 (金)

ハマシギ

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 ハマシギはユーラシア大陸と北米大陸の北極海沿岸で繁殖する小型のシギで、日本へは旅鳥または冬鳥として飛来し、海岸や河口の干潟、砂浜などで群でいるのが観察できます。 写真は三重県の干潟で撮ったものです。

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 ハマシギは、クチバシが少し下に曲がっていて首が短いことや脚が黒いことなどが特徴です。 でも、シギの仲間には似たものが多く、特に冬羽はあまり特徴が無くて識別が難しいのですが、ハマシギはもう少しすると腹部が黒い夏羽に変わり、分かりやすくなります。

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    シギだって みんないっしょに千鳥足

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2009年3月18日 (水)

ウミアイサ

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 三重県の海で見たウミアイサです。 上はメス。 河口部の水路に入ってきてくれたので、近くで撮れました。
 オスは近づいてくれなかったので、下の写真が限度。 荒い波をものともせずに、潜水を繰り返していました。

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 ウミアイサの繁殖地はユーラシア大陸と北アメリカ大陸の高緯度地方の、海岸からあまり遠くない森林地帯の湖沼などです。
 冬季は両大陸の中緯度地方の海岸に移動します。 日本にも冬鳥としてほぼ全国で見ることができますが、淡水域でみかけることはほとんどありません。
 年中群れで生活し、非繁殖期には数百羽の群れになることもあるようです。

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2009年3月16日 (月)

スズガモ

 スズガモは、冬鳥として日本に飛来する海ガモ類のなかでは、最も個体数の多い種でしょう。 世界的にも北半球に広く分布しています。 でも、ほとんどは海に大群でいて、湖沼などに来ることは、あまり無いようです。
 オスは頭から胸が黒く、頭には緑色光沢があります。 背は白地に細い黒の波状斑がり、上尾筒と下尾筒は黒い色をしています。
 メスはは全身が褐色で、クチバシの基部に大きな白斑があります。
 写真は三重県の海で撮ったものです。
(写真はすべてクリックすると拡大します。 元に戻る時は、写真の右上の×印をクリックしてください)

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 スズガモの名前の由来は、飛ぶときの羽音が金属質で鈴の音に似ていることからと言われているのですが、近くでは飛んでくれませんでした。

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2009年3月14日 (土)

ミヤコドリ

 古今和歌集などに登場する「都鳥」はユリカモメのことだと考える人が多いのですが、今回はミヤコドリ科のミヤコドリです。
 ミヤコドリは北方ユーラシア大陸のあちこちで繁殖し、冬は南下してあちこちの海岸で越冬します。
 日本にはほぼ全国の海岸に、稀な旅鳥または冬鳥として飛来しています。 そんななかで、千葉県、神奈川県、福岡県、三重県などには、毎年越冬している場所があります。
 そのうちのひとつ、三重県に行ってきました。

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 着いた時はミヤコドリはお昼寝中。 ほとんど動きがなく、こちらもたいくつして場所を移動しました。
 ※ コメント欄に、鳥の休む姿勢について書いています。
 他の鳥を観察し、戻ってみると様子は一変していました。 干潟で盛んに餌をつついています。 二枚貝やカになどを上手に食べていました。
 お昼寝は、潮が引いて干潟が現れるのを、ひたすら待っていた姿だったようです。 干潟への移動時には集団で飛ぶ姿を撮れたのに・・・と悔やんでも、後の祭りです。

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 下は満腹して食後の水浴びでしょうか。

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shine

 私のブログは、現在2本立てで、身近な自然をこの「そよ風のなかで」で扱い、旅行時などで見た動植物などを「そよ風に乗って」で記事にしています。 三重県へは2月1日に旅行し、当初は「そよ風に乗って」に載せるつもりだったのですが、こちらは石垣島・西表島のシリーズがもう少し続きそうなので、日帰り旅行のことでもあるし、と、三重県への鳥見旅行シリーズはこちらに載せることにしました。

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2009年1月31日 (土)

ミコアイサも・・・

 ジャン、ジャン、ジャン・・・ ミコアイサの勇士・・・

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と言いたいところなんですが、じつは・・・

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 上の写真、周囲には人とすぐに仲良くなるヒドリガモが・・・

 ミコアイサのことは、以前にこちらで記事にしました。
 一般的に潜水ガモは人が与える餌(パンなどの水に浮く餌であることが多い)には見向きもせずに、離れた場所で餌を採っている場合が多く、特にミコアイサはなかなか近づけず、私にとっては神秘的な雰囲気も持っているカモでした。
 ところが、潜水ガモの中にも人から餌をもらうケースが出てきたことを、以前にホシハジロの場合について書きました。 鳥の文化の伝播は速く、大阪付近では人に近づくホシハジロが急速に増えているような気がします。
 写真のミコアイサも、ヒドリガモなどと一緒に餌をもらいに人に近づいてきます。 今のところ人に近づくミコアイサは、私の知る範囲ではこの1羽だけですが、いずれはミコアイサも身近な鳥になってしまうのでしょうか。 近くで大きく写真に撮ることができるのはうれしいのですが、人の与える餌などには見向きもしない崇高さが失われてしまうのは残念です。

 向こうで餌を与えている人を見るや、撮っているだけの私を無視して、急いで飛んで行きました・・・

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 ミコアイサって、羽を広げると黒っぽい部分が増えるんですね・・・

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