カテゴリー「観察地」の6件の記事

2009年5月11日 (月)

岩湧山090510

 いろんな鳥を撮ろうと9日に出かけた大阪城では思うように鳥に出会えず、少し欲求不満。 10日は写真の整理をするつもりだったのですが、天気はいいし、じっとしておれなくなって、9時頃に家を出て、岩湧山に登ってきました。
 駐車場の側のトチノキの花は満開。 岩湧寺のシャクナゲも美しく咲いていました。

Shakunage090510_1

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   杉木立に囲まれた岩湧寺

 いろんな花に来ている虫たちの写真を撮りながら新緑の中を歩めば、姿は見えないものの、ミソサザイ、キビタキ、クロツグミなどのさえずりがすぐ近くで聞こえます。 キツツキ(アカゲラかな?)のドラミングや、遠くにはアオバトやツツドリの声も聞こえます。

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   岩湧山頂のレンゲツツジ

 岩湧山頂にはレンゲツツジの花。 イワツバメの自在に飛び回る姿を見て、山を降りました。

 この日に見た花や虫や鳥たちのいくつかは、独立した記事としてこのブログに載せていく予定です。

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2009年5月10日 (日)

大阪城090509

 昨日(5月9日)、そろそろサンコウチョウを見ることができるかな、と、鳥を撮りに大阪城に行って来ました。
 渡り鳥のピークは既に済み、あれだけたくさんいたオオルリの姿も無く、キビタキもちらほら。 それに木の葉が茂りはじめて、見通しが悪くなっていて、鳥を探すのはたいへんです。
 でも、個体数は少ないものの、今期の4月18日4月30日にはいなかった鳥たちが来ていました。 また、いろんな鳥がさえずりを始めていました。
 下はマミジロです。 マミジロは本州中部以北と北海道で繁殖するツグミ科の鳥です。 地上で餌を探していました。(暗い場所で近づくこともできずブレブレの写真でご容赦を) この日は樹上でのさえずりも聞くことができました。

Mamijiro090509_1

 ムギマキは一瞬姿を見ることができましたが、写真を撮ることはできませんでした。
 ノゴマもいたようで、その日に撮った写真を見せていただきました。
 コルリはよく囀っていました。
 アカハラは5羽ほどの群で地面で餌を探していました。
 お堀には、まだキンクロハジロやホシハジロがいました。 北に帰らなくて大丈夫なのでしょうか?
 下はムシクイの仲間です。 この仲間は大阪城公園でも、メボソムシクイ、センダイムシクイ、エゾムシクイなどがよく見られるのですが、互いによく似ています。 姿のよく似ている仲間は、仲間同士の認識のため、さえずりは全く違うのですが、この写真の場合は高~い木の頂付近にいて、さえずりも聞けなかったので、「ムシクイの仲間」としておきます。

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2009年5月 3日 (日)

金剛山メモ090502

 5月2日、金剛山に行ってきました。 記録を見ると、ほとんど毎年のように5月の連休中に金剛山に登っています。
 今回のコースは登山口からカトラ谷を通り、山頂からちはや園地を回遊し、タカハタ谷を下りました。
 カトラ谷に入ると、あちこちでミソサザイの囀り。 すぐ近くでも姿を見ることができました。 谷の上部のニリンソウの群落は例年通りの見事な姿(下の写真)。 ヒトリシズカもまだ花が残っていました。 ヤマシャクヤクは殆どの株がツボミですが、咲いているものもありました。

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 葉を広げ始めた落葉樹の中を歩けば、オオアカゲラのドラミングや、ツツドリ、キビタキ、クロツグミ、センダイムシクイ、ヤブサメなどの鳥たちの声が聞こえてきます。
 山頂では緑色の花を咲かせる金剛桜など、いろんな桜が咲いていました。 例年5月3日は「さくらまつり」が行われ、金剛山登山者の集まりである金剛錬成会会員の表彰のほか、いろいろなイベントが行われますが、その準備も整っていました(下の写真)。

Kongouzan090502_1

 ちはや園地の見晴らしのいい所に立てば、「山笑う」の季語のように、黄色みを帯びた緑、赤みを帯びた緑、濃い緑、淡い緑と、“表情”豊かな林の姿があります。
 山頂付近では、ゴジュウカラ、ヤマガラ、シジュウカラ、カケス、オオアカゲラなどの姿を見て、ヒガラやメボソムシクイなどの声に送られて山を降りました。

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   葉を広げ始めたブナの枝にとまるヤマガラ

 虫たちの姿は、時期的に多くなるときには早かったのですが、ビロードツリアブのホバリングやクロマルハナバチの飛び回る姿、成虫越冬したのであろうイタドリハムシなどを見ることができました。

 上記以外で、今回のコースで咲いていた主な植物を、下に書いておきます。(ほぼコース順に並べてあります。)
 クサノオウ、ツルカノコソウ、カキドオシ、ムラサキケマン、ミヤマキケマン、ウワミズザクラ、マルバアオダモ、ヤマブキ、ヤマエンゴサク、フデリンドウ、タニギキョウエンレイソウツクバネソウ、ヤマルリソウ、コガネネコノメソウヨゴレネコノメツルキンバイ、ミヤマカタバミ、ヤマトグサ、イブキトラノオ、ヤマハコベ、ウリハダカエデ、コバノミツバツツジ、クリンソウ(植栽)、ツクシシャクナゲ(植栽)、ヤマブキソウ、シラネアオイ(植栽)、イチリンソウ、ミヤマシキミ、ムロウテンナンショウ

Mamusigusa090502_1
    ムロウテンナンショウ

※ 記事に載せたもののいくつかは、今後、独立した記事として取り上げていく予定です。

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2008年11月 7日 (金)

岩湧山頂の茅場

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(上の写真はクリックして画面を広げていただくと、1024×680でご覧いただけます)

 なんだか風に揺れる銀波を見たくなって、岩湧山に登ってきました。 岩湧山は大阪府の南部、和泉山脈が大阪府側に枝が出たように突き出しているところにあります。
 自宅から麓の岩湧寺まで車で半時間、そこから山頂まで1時間半かけてキョロキョロしながらのゆっくりした登山です。
 岩湧山の山頂付近約8haは一面のススキで、茅(カヤ)場になっています。 ススキの間には、ハバヤマボクチセンブリ、リンドウ、アキノキリンソウ、マルバハギ、イナカギクなどの植物の姿も見えます。
 茅葺の民家が急速に減り、茅の需要が減って茅場が放置され、次々と無くなっているなかで、岩湧山の茅場は山麓の滝畑地区の人々の努力で守り続けられており、地元の名刹・光滝寺の屋根葺き替えなどに使われているようです。
 山頂付近で育つカヤは、茎の中の空洞が少なく、葺き替え作業で変形せずに強いということです。

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clip 「茅(カヤ)」という言葉は、ススキの別名としても使われますし、チガヤなどいろんなイネ科植物の総称としても使われます。
 茅葺屋根も、用いる材料によって、藁葺(わらぶき)屋根、草葺屋根などと区別して言う場合もあります。

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2008年3月 1日 (土)

狭山池の鳥たち

 私の住む堺市に隣接する大阪狭山市に狭山池があります。 私の家から歩いて45分位の距離です。
 この池は歴史のある池で、『古事記』には、印色入日子命(垂仁天皇の皇子)が血沼池又狭山池を作ったとする記述があり、また『日本書紀』の崇神天皇62年7月2日の条には、河内の狭山の植田に水が不足しているので、池溝を開きて民業を寛かにせよと命じられたことが書かれています。
 今日に至るまで幾度となく改修が重ねられていて、8世紀には行基による改修が、13世紀には重源による改修が行われています(建仁元年(1202年)に「重源狭山池改修碑」が造立されていて、今も遺っています)。 また17世紀には、豊臣秀頼の命を受けた片桐且元による「慶長の大改修」が行われていて、江戸時代に大和川の付け替え工事が行われるまでは、遠く現代の大阪市平野区に至るまでの地域の灌漑に利用されていました。
 1988年(昭和63年)に治水を主目的とした大改修工事が着工され、2001年(平成13年)完成、狭山池ダムとなり、池の周囲は公園として整備されました。 池の中ほどに島があり、周辺には葦原や草地などの多様な環境が作られ、カモ類、サギ類、小鳥たちなど、多くの種類の鳥たちが来ています。 また、池の周囲約4kmを一周する道にはサクラが植えられ、市民のウォーキングコースとして親しまれています。
 この池で撮った鳥たちについて、今までも何回か書きましたが、今日もこの池で撮った鳥たちのうちの何種類かを紹介しておきます。

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    水浴びするセグロカモメ

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    オオバンの群(大盤振舞いデ~ス)

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    カワラヒワ

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2008年2月 3日 (日)

昆陽池公園

 このブログの内容は、広げすぎると際限がなくなると思い、身近な所で見られる生物の営みに限定しています。 その「身近な所」とは、大阪付近の住宅地です。
 一方で、例えば、このブログによくコメントをいただく長崎県のエフさんのブログに載る、大阪では見られないもっと暖かい所の生物、とりわけ豊かな色彩のチョウについては、大阪で見られないことを羨ましく思っていました。 エフさんのブログのチョウ、 アオタテハモドキリュウキュウムラサキクロセセリタテハモドキの夏型秋型 などを見ては、指をくわえていたわけです。
 ところがある日、ふと思いつきました。 大阪付近には、たくさんの放蝶館があるのです。 大阪府営箕面公園昆虫館、兵庫県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園内にある伊丹市昆虫館、そして奈良県橿原市にある橿原市昆虫館には、冬でも蝶が自由に飛びまわっている温室があります。
 これらの場所はいずれも私の家から車で1時間程度で行くことができますし、住宅地の近くです。 育てられた蝶とは言え、観察できる手軽さからすれば、まさに身近な昆虫です。
 まずは伊丹市昆虫館へ。 この昆虫館のある昆陽池公園の池にはたくさんの水鳥が来ていて、昔から多くの人が餌を与えていますので、よく人に慣れていて、鳥の近くに寄ることができます。 飛び立たなければ、本当に野生の鳥かと疑うほど慣れています。 ですから、昆陽池に行けば、鳥と蝶が両方じっくり観察できるというわけです。
 昆虫館では次々と新しい蝶が生まれ、放たれますし、来る鳥も日によって違っていますので、昆陽池公園へは今年になって2度、1月3日と昨日行ってきました。

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 上の写真(クリックで拡大します)は、1月3日に昆陽池公園で撮ったユリカモメ(ユリカモメについては、こちらの記事をどうぞ)。 そして左下の建物が伊丹市昆虫館、温室が昆虫館の放蝶室です。 その手前の木が白くなっているのは、カワウの糞のせいです。
 池に来ている水鳥たちは、既にこのブログで紹介した種類がほとんどですので、明日からしばらくの間は、放蝶室にいた蝶を紹介していきたいと思います。

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