スズランノキ
スズランノキ Oxydendrum arboreum は北米の東南部を原産とするツツジ科の落葉高木です。 和名は夏に咲く白い花がスズランの花に似ている所からでしょう。 上の写真には花が落ちた後の枝が写っています。
上は 2.21.10.21.に兵庫県西宮市の北山緑化植物園で撮った写真ですが、既に美しく紅葉しています。 一般に美しく紅葉する木は寒冷地に多いのですが、本種は本種はナンキンハゼやトウカエデと同様、温暖な低地でも鮮やかに紅葉し、ニシキギ、ニッサ(ニッサボク)と並んで世界三大紅葉樹と称されたりもします。 生長が遅く樹形を保ちやすいこともあって、近年は庭木などに利用されることも増えてきているようです。
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