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2014年6月 6日 (金)

オオマダラメマトイ、マダラメマトイ

Amiotaphortica140522_1

 このブログの5月30日に載せた、コナラの樹液に集まっていた虫たち(こちら)の続編です。 その後も撮りには行ったのですが、いつもオオスズメバチやモンスズメバチなどのスズメバチの仲間ががんばっていて、なかなか満足な写真を撮らせてくれません。 とにかく、いちばん個体数の多いのは、上の写真の中央と右に写っているショウジョウバエの一種でした。
 上の写真で、左は前に載せたトゲアシモグリバエ科の Traginops orientalis で、中央と右は同種で、腹部の膨れ具合から、中央がメスで右がオスでしょう。 オスを横から見たものを、下に載せておきます。

 このショウジョウバエは、前回の記事でおちゃたてむしさんに教えていただき、マダラメマトイの仲間( ショウジョウバエ科カブトショウジョウバエ亜科カブトショウジョウバエ族メマトイ(タカメショウジョウバエ)属マダラメマトイ亜属 )のようだというところまでは分かりました。 しかし、マダラメマトイ亜属は5種しかいないようですし(こちら)、個体数の多かったこともあり、このままではすっきりしないので、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」に尋ねてみました。 実際の質問といただいた回答はこちらを見ていただくとして、ここではその概略と結論だけを書いておきます。

 同定には腹部背面の様子がポイントとなることが分かりました。 上は翅による光の反射が少なく、腹部背面の様子が比較的よく分かるメスの写真です。
 結論としては、1枚目~3枚目のショウジョウバエはオオマダラメマトイ Amiota(Phortica) magna だろうということになりました。 そして4年前に私の目にまとわりついて殺されたメマトイ(こちら)も、露出をかなりオーバーに撮っていて印象は異なりますが、このオオマダラメマトイだったようです。
 ところで、腹部背面の様子が比較的よく分かる写真を探しているうちに、少数ですが、下のようなものが見つかりました。 これを狙って撮ろうとしたものではないのでピントはあまくなっていますが・・・。 この場所の樹液に集まっているマダラメマトイの仲間は1種類だと思い込んでいましたが、違ったようです。

 これは、マダラメマトイ Amiota(Phortica) okadai だろうということになりました。 なお、上の学名で、( ) 内は亜属名です。 亜属の名称がある場合の学名は、このように「 属名(亜属名) 種名 」という書き方をします。

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