カモメ
このブログではこれまでにセグロカモメ、オオセグロカモメ、ユリカモメ、ズグロカモメなど、いろいろなカモメ類を載せています。 「○○カモメ」という名でなくとも、ウミネコなどもカモメ類です。
ところで、シラサギ(白鷺)という種の鳥はいません。 いるのはコサギ、チュウサギ、ダイサギなどで、これらの白い似た鳥を、区別せずに(まとめて)「シラサギ」と呼んでいます。
カモメ類も、シラサギよりも区別が難しく、よく総称として「カモメ」という言葉が使われます。 ところがカモメ類にはカモメという和名の種がいます。
写真はカモメ(成鳥)の夏羽でしょう。 カモメ類の多くの嘴には赤や黒の斑があるのですが、カモメの成鳥には、このような斑はみあたりません。 写真の鳥の虹彩は赤っぽい色をしていますが、虹彩の色は、このような濃い色から黄色まで、個体差が大きいようです。
上の写真は、頭部の様子がよく分かるように、下の水浴び中の写真の一部を取り出したものです。
陸上で羽を広げた下の写真では、羽の様子や脚の色、それに尾羽に黒帯が無いことなどが分かります。
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