フレンチ・ラベンダー
ラベンダーはハーブとしてよく知られ、よく育てられています。 ラベンダーにもたくさんの種類があるのですが、フレンチ・ラベンダー(=ストエカス・ラベンダー: Lavandula stoechas )は、育てやすく、うさぎ耳のような“花”がかわいいと、人気があります。
上の文で“花”と“”でくくったのは、これが花ではないからです。 これは苞で、ほんとうの花は小さく黒っぽくて目立たず、苞の下に連なっています(下の写真)。
たくさんの花の存在を、遠くからでも分かるように、目立つ苞で虫たちに知らせているのでしょうね。
花を訪れているミツバチは、ちゃんと本当の花を認識しているようです。 見ていると、苞にではなく、迷わず本当の花に向かって飛んできます。
このブログでは、前にイングリッシュ・ラベンダーのデンタータ・ラベンダーを載せています。 デンタータ・ラベンダーでは、1つずつの花の苞が目立ちますが、本当の花が連なっているのは同じです。
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