スミゾメハキリバチ
ハキリバチがマルバノキの葉を切っていました。 たぶんヤマトハキリバチだと思います。ムナカタハキリバチの亜種スミゾメハキリバチ( Megachile willughbiella sumizome )でした(コメント欄参照)。
ちょうど陽光がスポットライトのように当たっている場所で葉を切り始めたので、その過程を追いかけてみました(下の写真)。
葉を丸めながらスーッと切っていきます。 上の写真の場合は、切りはじめてから切り終わるまで、1分かかっていません。
切り取った葉の側につかまっているのですから、最後の写真のように切り終える時には下に落ちるはずなのですが、切り終えた瞬間に飛行します。 この葉を抱えて飛ぶ姿を撮りたかったのですが、非常にすばやくて、うまく撮れませんでした。
飛び立った後、数分待つと、また飛来して葉を切りはじめます。 ハキリバチは幼虫の成長に必要な量の葉を巣に運び入れ、筒状に丁寧に重ねて卵を産みつけます。
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コメント
ムナカタハキリバチの亜種スミゾメハキリバチです。私はまだムナカタハキリバチの葉切りを撮影したことがないので羨ましい。
投稿: 田仲義弘 | 2015年9月17日 (木) 12時15分
ご指摘ありがとうございました。
タイトルも含め、さっそく訂正します。
たくさんの本も出版されている田仲義弘先生に「羨ましい」と言われると・・・。
投稿: そよかぜ | 2015年9月18日 (金) 09時49分