ワレカラ
海岸に打ち上げられた海藻、ゴミムシでもいないかと探したのですが、見つからず。 かわりにたくさんいたのがワレカラでした。
このブログでは前にヨコエビを載せていますが、ワレカラもヨコエビと同じ端脚目です。
写真はたぶん丸い鰓を持つマルエラワレカラだと思います。 他の多くのワレカラよりも体は太めで分かり易いのですが・・・。 上の写真は下が頭で、腹側から見ています。
ワレカラの体をできるだけ分かり易く撮ろうとするのですが、ワレカラも褐藻と一体になって分かりにくい姿勢を取ろうとしているようです。
上の写真では、ワレカラを掌に載せようとしたのですが、ワレカラは、褐藻が唯一保護色の機能する場所だと、褐藻から離れようとしませんでした。 頭部付近はこの写真が比較的分かり易いでしょう。
頭部には2対の触角があります。 複眼は小さなものです。 胸部には2対の顎脚があります。 また、第3胸節と第4胸節には、葉状の鰓があります。(写真はクリックで拡大します。)
体の後方には3対の歩脚があります。 この歩脚でしっかりと海藻をつかんでいます。
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