ニッケイトガリキジラミの幼虫
上の写真のような、ヤブニッケイの葉の葉脈の側にできている褐色の虫えい(=虫こぶ=ゴール)、これはニッケイハミャクイボフシという名前が付けられています。 和名はカタカナで書きますが、漢字で書けば「肉桂葉脈疣附子」となります。
この虫えいはよく見るのですが、ほとんどは虫えいを作った虫が出てしまった後でした。 今回は時期が良く、葉の裏側に、その“住人”を見ることができました(下の写真)。
正面から撮ったので写真からはよく分かりませんが、凹んでいる底に虫がいます。 この1つを拡大したのが下です。
これはニッケイトガリキジラミの幼虫です。 下に体の名称を書き加えておきました。
(撮影:2014.4.5. 堺自然ふれあいの森)
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