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2014年4月17日 (木)

マルバコンロンソウ

Marubakonronsou140411_1

 このブログではこれまでにタネツケバナオオバタネツケバナミチタネツケバナと、タネツケバナ属( Cardamine )の植物を載せています。 「○○タネツケバナ」というタネツケバナ属の植物はまだあるのですが、タネツケバナ属には「○○コンロンソウ」という名の植物も何種類かあります。
 コンロンソウはこのブログで前に載せています(こちら)が、今回はマルバコンロンソウです。 コンロンソウは大きな植物ですが、マルバコンロンソウはそんなに大きな植物ではありません。 他のタネツケバナ属に比較してのマルバコンロンソウのいちばんの特徴は、最も毛が目立つということではないでしょうか。

 マルバコンロンソウには茎にも葉にもガクにも毛が目立ちます(上の写真)。 また、花の子房にも毛が生えていて(下の写真)、子房から変化する果実にも毛があります。

 マルバコンロンソウの葉では、下の写真のように、葉の付け根が茎の左右に張り出すことがよくあります。

 マルバコンロンソウは、山地のやや湿り気のある林下などでよく見られます。 写真は生駒山の山裾にある枚岡公園で撮ったものです。

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