ヒカゲツツジ
ヒカゲツツジは、関東地方以西から四国・九州に分布するツツジ科の常緑低木です。
名前は、やや日当たりの悪い所でよく見られるからでしょうが、岩の多い急斜面でよく咲いているように思います。
ヒカゲツツジの花の色は、ツツジ属のなかでは少数派の黄色です。 あまり目立たない花の色で、静かな森の中によく似あいます。 光が当たればくっきりはしますが、落ち着いた雰囲気は変わりません。
以上は自生地の、急斜面でなかなか近寄れない所に咲いていたものを望遠で撮ったものですが、下は京都府立植物園で咲いていたものです。 花のつくりなどをじっくり見ることができるのは、やはり植物園ですね。
オシベは10本です。 自生のものの写真より葯の色が濃い理由は分かりません。 時期的な違いなのか、環境の違いによるものなのか、それとも植物園のものは色の濃いものが選択されているのでしょうか。
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