タマバチの一種の産卵
芽吹き始めたコナラの芽を、タマバチと思われる蜂が歩き回っていました。 これに似た黒いタマバチがクヌギの芽にいるところを1年ほど前のブログに載せています(こちら)が、これと同種かもしれません。
しばらく見ていると、産卵(と思われる行動)を始めました。
下の3枚は、回り込みながら撮っていますので、背景の色は違っていますが、1分以内に連続して撮った写真です。
触角で産卵に適した場所を探りながら歩いています。 腹部の端には産卵管が見えます。
産卵管を突き立てて・・・
体を沈めました。 しばらくこのままの姿勢でいましたから、その時に産卵しているのでしょう。 腹部の一部が白く見えていますが、特に腹部は光沢が強く、光の反射によるものでしょう。
近くには同種と思われる蜂が数頭いました。 その様子からすると、近くで羽化したようです。 ということは、羽化して少し経過すると産卵を始めるのでしょうか。 この間、交尾するのか単為発生なのか(=オスが出現しているのかいないのか )は分かりません。
もうひとつの疑問点は、上の写真で産卵した場所は雄花序となる所です。 こんな場所では虫えい(ゴール)は作れないと思うのですが・・・。
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