タネツケバナのツマキチョウ
ツマキチョウについては、過去にオスとメスを別記事として載せています。 この時は、オスはメスを探してか飛び続け、メスはあまり飛ばないと書きました。
今回堺市内の、ツマキチョウの幼虫の食草であるタネツケバナがたくさん咲いている所で、ツマキチョウのオスもメスもたくさん飛び交っている所がありました。 その場所では、メスは次々と産卵場所を探すためでしょうか、よく飛んでいました。 そして、メスがたくさんいるのでオスもメスを探し続ける必要が無いということなのでしょうか、オスもよくタネツケバナの花にとまってくれました。
花の蜜を吸うのなら、どんな花でもいいと思うのですが、オスもタネツケバナの花にこだわっているように見えるのは、何か理由があるのでしょうか。
今回の写真は、その全てにタネツケバナが写っています。
メス(前翅の先端近くの橙色がありません)
産卵中のメス
タネツケバナの花に口吻を伸ばすオス
オスの翅の裏の模様
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コメント
今日、たまたま、タネツケバナとミチタネツケバナの違いは?っとのハナシがでました。
どちらも近いところで群生してました、
けど、ツマキチョウは居ませんでした。
投稿: わんちゃん | 2014年4月10日 (木) 16時41分
ツマキチョウは年1回の発生ですから、今年ツマキチョウを見るためには、昨年ツマキチョウがいて産卵することも必要ですし、幼虫・蛹が生き続けることができる条件も必要です。
例えば冬の間に作物を作っていなかった田にタネツケバナがあったとしても、春~秋に米を作っていた田ではツマキチョウが育つのは無理でしょうね。
ツマキチョウの幼虫の食草である野生のアブラナ科があっても、ツマキチョウが見られるとは限らない、ということですね。
投稿: そよかぜ | 2014年4月10日 (木) 22時10分