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2014年3月19日 (水)

ツリスガラ

 ツリスガラの名前は、繁殖地(日本にはありません)で袋状の吊り巣を作るカラ類ということですが、シジュウカラ科とは別のツリスガラ科に分類されています。 集団でヨシ原などの湿地で生活する鳥です。
 分布はヨーロッパ東部、中央アジアから中国北東部にかけてで、日本では以前は中国大陸からの迷鳥として時々観察されるだけでしたが、分布を広げたのか、1970年代になると冬鳥として九州地方を中心に西日本に渡来するようになりました。
 大阪府下では、2月下旬頃になると淀川に現れはじめ、4月上旬頃まではいるようです。 九州でよく見られるということは、朝鮮半島方面から日本に渡来してきていると思うのですが、大阪付近でこの時期に見られるということは、餌を求めながら九州から次第に東に移動してきたものがこの時期に大阪に到着するのでしょうか。 ともかく、日本産の鳥の中で1・2を争う小ささで、広いヨシ原の中で見つけるのは容易ではありません。
 そんなツリスガラにやっと会うことができました。 逆光で写真としてはイマイチですが・・・。

Tsurisugara140319_1

 暖かく風の無い日が、ツリスガラの活動が活発になり、ヨシも揺れずにツリスガラもヨシの上に上ってきてくれ、見つけやすそうです。 ただ、集団で一定のコースを巡回しているようなので、群に出会うためには、来るはずの場所で、じっと待つことが必要かもしれません。
 上と下の写真はオスです。 頭部は灰色で、黒い過眼線が目立ち、怪傑ゾロのようです。 下は餌を採ろうとしていますが、餌はビワコカタカイガラモドキなど、ヨシの茎に住む虫が中心のようです。

 下はメスです。 メスは頭部も過眼線も褐色がかっています。

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