シロトゲエダシャク
堺自然ふれあいの森にいた冬尺(3月12日撮影)、冬尺のメスの同定は難しいのですが、シロトゲエダシャクではないかと思います。
シロトゲエダシャクは冬尺の時期が終わろうとする3月頃に出現します。
メスの同定は難しくてもオスは間違いないでしょう。 下がそのオスです。
ところで、名前の「トゲ」はどのトゲを指しているのでしょうか。 成虫のオスにもメスにも中脚や後脚にはトゲが見られます。 しかし脚にこのようなトゲを持つ昆虫はたくさんいます。
「エダシャク」という名前も、枝に似た尺取虫という幼虫の様子から来ているのですから、もしかしたらこの「トゲ」は幼虫の形態から来ているのかもしれません。 幼虫の体のあちこちにはトゲ状の突起が見られます。
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