ホロホロチョウ
天王寺動物園の鳥シリーズ、本日はホロホロチョウです。 ホロホロチョウはアフリカ大陸に分布し、日本で野生のホロホロチョウを見ることは無いでしょう。 しかし、家禽としての飼育は、寒さに弱く神経質な鳥であるために日本ではあまり盛んではありませんが、世界の各地で行われていて、ホロホロチョウが食べられる店は日本にも( もちろん大阪にも )たくさんあります。
ところで、年配の方で「ほろほろ鳥」と聞けば、映画「愛染かつら」の主題歌「旅の世風」を思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
♪ 花も嵐も 踏みこえて 行くがおとこの 生きる途(みち)
泣いてくれるな ほろほろ鳥よ 月の比叡を ひとり行く
ところが、この「ほろほろ鳥」は、上に書いた「ホロホロチョウ」とは無関係なのだそうです。 作詞家の西條八十はこの歌の作詞当時、ホロホロチョウという鳥が存在することを知らず、「ほろほろ鳥」は、【 涙が「ほろほろ」+鳴く(「泣く」の語呂合わせ)「鳥(とり)」】だったという話です。
天王寺動物園の鳥シリーズもキリが無いので、とりあえず今回で止めておきます。
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