オビヒメヨコバイ
上と下は、家の近くのヤツデの葉の裏にいたオビヒメヨコバイです。 体長は翅端まで3mmほどでした。 1月7日の撮影です。
オビヒメヨコバイの模様にはいろいろな変異が見られます。 下は昨年の10月21日に金剛山の中腹で撮ったものです。 体長は翅端まで2.6mmでした。
翅の中央の黒っぽい横帯の幅が大きく異なっていますが、よく見ると、横帯の凸凹の様子などはよく似ています。
この帯状の斑紋は、上とは逆にもっと細くなって、線がとぎれて斑点状になったり、翅の中央の斑紋が無くなることもあります。
従来はオビヒメヨコバイという同一種内の変異とされてきたものも、交尾器などの研究で、いくつかの種に分けられてきました。 色の濃い部分が頭部から帯に続くものは別種とされましたが、上の写真のものは、同種、別種のどちらのでしょうか。
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