ナミコオロギバチ
これも昨年の暮のことになりますが、12月25日、陽だまりの斜面で、写真の蜂が走り回っていました。 クモバチの仲間かと思いましたが、暖かい日だったとはいえ冬の最中、こんな日に活動するのはコオロギバチ、たぶんナミコオロギバチだと思います。
ナミコオロギバチはギングチバチ科のケラトリバチ亜科に分類されています。 名前のとおり、コオロギなどを狩る蜂です。 成虫越冬し、暖かい日には、この日のように活発に活動します。 この日も落葉の下や穴などに潜む獲物を探していたのでしょう。
腹部には銀白色の帯が見られます(上の写真)。
前胸背板の側面の様子は、クモバチの仲間とは異なります(上の写真)。
大顎はよく発達しています(上の写真)。
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