ウスバフユシャク(オス)の口器
ウスバフユシャクが私の家のガラス窓にとまっていて、普段は見ることのできない腹側からの姿を撮ることができました。
ウスバフユシャクの口器は退化していて食餌はできません。 いい機会ですので、口器の周辺を拡大してみました(下の写真)。 口器の場所は分かりますが、グルグル巻きになったストロー状の口吻は見当たりません。
ウスバフユシャクは今が発生の時期で、発生している所に行けば、オスはたくさん見ることができます。 しかし、私の家から発生場所までは、少なくとも400mはあり、その間は住宅が立ち並んでいますから、それらの家の光に誘引されることを考えると、ウスバフユシャクにとっては大変な距離になるでしょう。 何日かけてここに来たのでしょうか。
ウスバフユシャクのオスがどれくらいの距離を移動するのかというデータの1つとして載せておきます。
※ 背側から見たウスバフユシャクはこちらに載せています。
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