カタビロコバチ科の一種
ここにあった記事は、こちらに引っ越しています。
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昨日のカラフトキンモウゴケと同じ木の幹に生えていた、同じタチヒダゴケ科のタチヒダゴケ (Orthotrichum consobrium) です。 カラフトキンモウゴケなどは乾くと葉が縮れますが、タチヒダゴケの葉は、上の写真のように、乾いても茎にくっつくだけで縮れません。
タチヒダゴケの蒴は大きくて、長さが1㎜ほどの卵形で、蒴帽には縦の深い襞があります。
タチヒダゴケも水に触れると、すぐに葉を広げます。 下がその葉を広げた状態です。
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ヤツデの葉の裏にいた体長 1.4mmのコガネコバチ科です。 昨年の2月18日に載せたものと、体色は異なりますが、形態的には共通点が多く、同じ Moranila属だと思います。 今回は深度合成してみました。(以下の写真はクリックで拡大します。)
表面積が大きくて厚さの薄い頭部の形態がおもしろいのですが、なかなかうまく表現できません。
下はヤツデの葉にいた、動き出す前の状態です。
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ヤツデの葉の裏にいたアライヒシモンヨコバイです。 体長は4mmでした。
アライヒシモンヨコバイは、ヒシモンヨコバイに酷似した種として、1977年に埼玉県で発見されました。 発見者である新井裕氏の論文はオープンアクセスとなっています(こちら)。
ヒシモンヨコバイと比較すると、アライヒシモンヨコバイの方が全体に赤みがかっているようです。 また、アライヒシモンヨコバイは成虫で越冬しますが、ヒシモンヨコバイは卵越冬であるとのことです。
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5月下旬に咲くハナミョウガの花は前に載せました(こちら)が、今回は果実と葉の毛です。 といっても、果実は1つしか付いていませんでしたが・・・。
上は果実を拡大したものです。 果実の表面には細かい毛がたくさん生えています。
果実を割ってみると、中には白い仮種皮に包まれた黒っぽい種子が複数個入っています(上の写真)。
上は仮種皮のついた種子と、その仮種皮を取り除いた種子で、種子はゴツゴツとした不定形です。
この種子を陰干しにして乾燥させ、粉末にしたものは、伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)という生薬名で、縮砂の代用として用いられます。
前回も書きましたが、ハナミョウガの葉の裏はビロードのような手触りです。 これは細かい毛がびっしりと生えているからです。
上は葉の裏の毛を撮ったもので、毛の長さを測定してみると、0.2mmほどでした。 この毛は何のためにあるのでしょうか。 虫が付くのを防いでいるのかとも思いましたが、葉の裏には、体長2.5mmほどのコマユバチが越冬していました(下の写真)。 少なくとも、これくらいの大きさの虫には毛は無関係のようです。
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写真は冬尺界のホルスタイン、チャバネフユエダシャクのメスです。 自宅から駅に歩いている途中のマンションの壁にとまっていました。 オスのよく見かける所に何度出かけてもメスはみつからず、昼間にチャバネフユエダシャクのメスを探すのは無理かな、と思っていたところで、まさかの出会いでした。
チャバネフユエダシャクのメスは、オオチャバネエダシャクのメスとたいへんよく似ていますが、このあたりではオオチャバネエダシャクを見かけたことは無く、チャバネフユエダシャクで間違いないと思います。
チャバネフユエダシャクのオスはこれまでにも載せていますが、再度下に載せておきます。
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昨日オビヒメヨコバイについて書きました(こちら)が、ここに載せたものもオビヒメヨコバイの近縁種のような気がします。 いろいろ検索してみても、このような模様のものは見つけられませんでしたが・・・。
岸和田市にある意賀美神社のミミズバイの葉の裏にいたもので、体長は翅端まで3.2mmでした。
写真を撮っていると逃げ出し(上の写真)、巻いた枯葉の上に来ると、ここが落ち着くのか、保護色となる場所が分かるのか、そこで動かなくなりました(下の写真)。
・・・ O ・・・
意賀美(おがみ)神社の社叢
「意賀美神社」はあちこちにあるようですが、岸和田市にある「意賀美神社」とその境内にある「雨降りの滝」周辺は、大阪府の「みどりの百選」に指定されていて、平成元年には大阪府の自然環境保全地域にも選ばれています。
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上と下は、家の近くのヤツデの葉の裏にいたオビヒメヨコバイです。 体長は翅端まで3mmほどでした。 1月7日の撮影です。
オビヒメヨコバイの模様にはいろいろな変異が見られます。 下は昨年の10月21日に金剛山の中腹で撮ったものです。 体長は翅端まで2.6mmでした。
翅の中央の黒っぽい横帯の幅が大きく異なっていますが、よく見ると、横帯の凸凹の様子などはよく似ています。
この帯状の斑紋は、上とは逆にもっと細くなって、線がとぎれて斑点状になったり、翅の中央の斑紋が無くなることもあります。
従来はオビヒメヨコバイという同一種内の変異とされてきたものも、交尾器などの研究で、いくつかの種に分けられてきました。 色の濃い部分が頭部から帯に続くものは別種とされましたが、上の写真のものは、同種、別種のどちらのでしょうか。
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写真はホソハネコバチ科の一種だと思います。 ヤツデの葉の裏にいました。 体長は1.7mmで、翅端までだと2.3mm、長い触角は体長とほぼ同じで1.6mmありました。
「寄生蜂の解説」には、ホソハネコバチ科の特徴として、触角は約13節であることや(最初の写真)、前翅の周囲が長い総毛で縁取られていること(上の写真)、頭部には額に1本の横溝を持つこと(下の写真)、などが挙げられています。
横からの様子も下に載せておきます。(クリックで拡大します。)
写真の蜂はホソハネコバチ科としては大きい方で、今のところ見つかっている世界最小の昆虫もホソハネコバチ科の蜂で、その体長は0.2mmです。 こんな蜂、もし身近なところにいたとしても、見つけられないですね。
BABAさんのところには、体長0.8mmのホソハネコバチが載せられています。
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ウスバフユシャクが私の家のガラス窓にとまっていて、普段は見ることのできない腹側からの姿を撮ることができました。
ウスバフユシャクの口器は退化していて食餌はできません。 いい機会ですので、口器の周辺を拡大してみました(下の写真)。 口器の場所は分かりますが、グルグル巻きになったストロー状の口吻は見当たりません。
ウスバフユシャクは今が発生の時期で、発生している所に行けば、オスはたくさん見ることができます。 しかし、私の家から発生場所までは、少なくとも400mはあり、その間は住宅が立ち並んでいますから、それらの家の光に誘引されることを考えると、ウスバフユシャクにとっては大変な距離になるでしょう。 何日かけてここに来たのでしょうか。
ウスバフユシャクのオスがどれくらいの距離を移動するのかというデータの1つとして載せておきます。
※ 背側から見たウスバフユシャクはこちらに載せています。
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ツヤヤドリタマバチの中胸の小楯板には環状の溝に囲まれた、水滴型の“島”があります。 それを見れば科は分かるのですが、日本では20種余りが知られていて、その先が分かりません。
ツヤヤドリタマバチは前にも載せている(こちら)のですが、前に載せたものと今回のものが同種なのか別種なのかも分かりません。
溝の模様や“島”の形、それに翅脈などは分類に必要な形質ですが、上の写真ではよく分かりませんので深度合成してみました。
(クリックで拡大します)
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写真はベニヒメヨコバイだろうと思います。 シャクナゲ(西洋シャクナゲ?)の葉の裏にいました。
美しいのですが、ほぼ1色というのは単純でおもしろくないですね。
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一昨日にも登場した、ヤツデの葉の裏にいたアオモンツノカメムシです。 似たものにヒメアオモンツノカメムシやベニモンツノカメムシがいるのですが、これらの違いは、「廊下のむし探検」のこちらに載せられています。
上記のように酷似種がいるのですが、おちゃたてむしさんのところでは、
・ 1月下旬のセイヨウキヅタにいた幼虫(こちら)
・ 4月中旬のヤツデの葉の裏での孵化(こちら)
・ 9月下旬のカクレミノでの産卵(こちら)
・ 10月上旬のカクレミノでの産卵や幼虫(こちら)
・ 11月上旬のカクレミノでの羽化(こちら)
などが載せられていて、同一種が春にはヤツデで産卵し、秋にはカクレミノで産卵するのか、ヤツデで産卵するものとカクレミノで産卵するものとが別種なのかが議論されています。
カクレミノもヤツデもキヅタも同じウコギ科で、アオモンツノカメムシ(の仲間)はこれらの実からの吸汁を好むようですし、ヤツデの実は春に熟し、カクレミノの実は晩秋に熟すことと関連しているのかもしれません。 ただしそうなると、産卵が実のなっている(=花が咲いた)木で行われているかが問題になりますが・・・。
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伊丹空港に行った帰路、コクガンを見に昆陽池に寄り道してきました。 コクガンはシベリア東部で繁殖し、日本へは冬鳥として主に東北地方以北に少数が飛来します。
コクガンは、下腹部や尾羽基部を被う羽毛(上尾筒、下尾筒)が白く、頸部に白い首輪状の斑紋が入り、他の部分はほぼ黒い色をしています。
聞くところによると、昆陽池では翼を怪我して飛べなくなったコクガンを引き取ったようですが、もう6~7年になるようです。
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このブログに載せた小さな虫のいた場所として、ヤツデの葉の裏とアラカシの葉の裏がよく登場します。 アラカシは身近にたくさんあるからですが、とにかく小さな虫たちを見るには、ヤツデの葉の裏がいちばん効率的ではないでしょうか。
ヤツデの葉の裏に小さな虫が多いのは、虫たちが越冬場所として、風が吹いてもあまり揺れず、鳥たちの目から逃れられる場所として、硬くて大きな葉を求めているからでしょう。 ですからヤツデの少ない場所では、アラカシなどの硬い葉や、柔らかくても地面近くであまり風に揺れないような大きな葉などでも、たくさんの虫が見つかる場合があります。
上のような理由で、ヤツデのなかでも、葉が多くて重なり合っているようなヤツデに多くの虫が見られますし、若い葉よりは古くて硬くなった葉に多いようです。 下はこのような良い条件にあったヤツデの葉の様子です。(写真は3枚ともクリックで拡大します。)
ハラビロクロバチ(5頭)
ヤノズキンヨコバイ(3頭)、クロスジホソサジヨコバイとヒメヨコバイの一種
左より、ヒメヨコバイの一種、アオモンツノカメムシ、クサカゲロウの仲間
(少し動き始めています)
このようなたくさんの虫がいた場合、どれから撮ろうかと迷っているうちに虫たちが動きだし、結局どれもきちんと撮れなかったということがよくあります。
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写真はコガネコバチ科の一種だと思います。 アラカシの葉の裏にいたものを連れ帰り、深度合成してみました。 体長は2.3mmほどでした。 おちゃたてむしさんのところやBABAさんのところの「その4」と似ていると思いますので、タイトルにも属名を入れておきました。
コガネコバチ科には、このように緑色の金属光沢を帯びたものが多くいるようです。 ヒメコバチ科のなかにも似たものがいる(例えばこちら)のですが、下記のような違いがあります。
・ヒメコバチ科の触角が6節のように見える(実際には7~12節)のに対し、コガネコバチ科の触角は11節で、第3節は短い環状節になります。
・ヒメコバチ科の脚のふ節は4節であるのに対し、コガネコバチ科のふ節は5節です。 下はそれが分かるように撮ろうとしたのですが、なかなかうまく撮れませんでした。
上の写真はクリックで拡大します。 「オリジナルの表示」で 1,024×768 まで大きくなります。
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写真はケチャタテ科の Valenzuela scriptus だと思います。 あちこちでよく見るケチャタテですが、和名はまだ無いようです。 体長は2.3mm、翅端までは4.3mmでした。
雌雄を比較すると、オスの方が眼が大きいようで、そらさんのブログでは雌雄が並べて紹介されています(こちら)。 それによれば、写真のものはオスでしょう。
チャタテムシの仲間は、咀顎目(そがくもく、Psocodea)に分類されています。 チャタテムシとキジラミを見分けるのが難しいという声を聞きましたが、キジラミの口は汁を吸うストローのような口であるのに対し、チャタテムシの口は咀嚼口です。 体つきもキジラミはセミに似ていますので、胸部の盛り上がったチャタテムシとはかなり印象が違いますが・・・
このケチャタテの腹側から見た写真と、口周辺の拡大写真も下に載せておきます。
※ おちゃたてむしさんのブログでは、11月末にこのケチャタテが卵塊を保護する糸をかけている様子が紹介されています(こちら)。
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写真はクサギカメムシの卵殻です。 蓋がきれいに開いていますから、幼虫は寄生されずに無事に孵化したようです。 いつ孵化したのかは分かりませんが、かなり時間は経過しているようです。
ところで、蓋の縁近くにある黒褐色の、T字型の周囲に柔らかそうな組織がくっついて三角形に見えるもの、これは卵破砕器(Egg Burstor)と呼ばれているものです。
あちこちに断片的に書かれてあるものを整理すると(私の理解では)、次のようになります。
卵殻内にいるクサギカメムシなどの胚の体の一部、口吻・脚・触角など細い部分は、卵殻とくっついた胚表皮という膜で保護されています。 卵破砕器は、この胚表皮の一部に形成されます。
幼虫が孵化する時には、頭部を左右に動かしながら、この卵破砕器の先端部で蓋を下から突き上げることで、予め準備されていた卵殻の弱い部分に沿ってできる隙間を徐々に広げ開口していきます。
幼虫が孵化する時には、これらの胚表皮は脱ぎ捨てられ(胚脱皮:embryonic ecdysis)、蓋を押し上げていた卵破砕器は殻の外に垂れ下がり、卵殻とくっついていた他の部分は卵殻の内部に残されます。
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写真はトビコバチ科の一種でしょう。 体長は 1.1mmでした。 トビコバチ科の蜂も日本で知られているだけでも130種近くあり、まだ増えそうな状況で、写真のような特徴に乏しいトビコバチはお手上げです。
深度合成をしてみたのですが、単眼のあたりにピントの合った写真が不足していますし、ライティングもまずく、やり直そうとしたのですが、誤って触れてしまい、行方不明になってしまいました。 正月早々の失敗です。
この蜂はヤワゲフウロらしき(花が無いと自信が持てません)草の葉の裏にいました。 フィールドで撮ったものを下に載せておきます。
後脚で翅の掃除中
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これも昨年の暮のことになりますが、12月25日、陽だまりの斜面で、写真の蜂が走り回っていました。 クモバチの仲間かと思いましたが、暖かい日だったとはいえ冬の最中、こんな日に活動するのはコオロギバチ、たぶんナミコオロギバチだと思います。
ナミコオロギバチはギングチバチ科のケラトリバチ亜科に分類されています。 名前のとおり、コオロギなどを狩る蜂です。 成虫越冬し、暖かい日には、この日のように活発に活動します。 この日も落葉の下や穴などに潜む獲物を探していたのでしょう。
腹部には銀白色の帯が見られます(上の写真)。
前胸背板の側面の様子は、クモバチの仲間とは異なります(上の写真)。
大顎はよく発達しています(上の写真)。
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ヒメテントウと呼ばれている甲虫のグループがあります。 体長は1~3mmほどの小さなテントウムシです。 分類学的にはテントウムシ科ヒメテントウ亜科になります。 日本でみつかっているテントウムシ科は180種ほどいるのですが、そのうちの 2/3 ほどがヒメテントウだと言われています。
今日はそのうちの2種を載せておきますが、小さい虫のことで、書かれてある資料も少なく、同定間違いの可能性のあることはお含みおきください。
【 クビアカヒメテントウ 】
ケヤキの樹皮の下にいました。 体長は1.8mmでした。
(2013.12.25. 堺市南区豊田)
【 ハレヤヒメテントウ 】
ヤツデの葉の裏にいました。 体長は1.6mmでした。 ハレヤヒメテントウは、茶畑において、薬の効きにくいクワシロカイガラムシの天敵としての利用もされています。
(2013.10.13. 堺市南区鉢ヶ峯寺)
※ ヒメテントウの一種(コクロヒメテントウ?)の幼虫は、こちらに載せています。
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上はノコメトガリキリガだと思います。 ノコメトガリキリガの成虫は10~11月頃に見られるとされています。 しかしこの個体は12月25日の撮影ですが、そんなに鱗粉も取れていません。
キリガの仲間は昼間はそんなに動きませんので、手乗りになってもらいました(下の写真)。
ノコメトガリキリガと翅の模様がとてもよく似ていて、成虫の出現時期もほぼ同じ蛾に、ウスキトガリキリガがいます。 下がそのウスキトガリキリガです。
両者を見分けるポイントは、ノコメトガリキリガの前翅外縁(1枚目の写真で、いちばん下に位置する前翅の縁)は波打たないのに対し、ウスキトガリキリガの前翅外縁は、強く波打っています。
※ キリガの全般的なことは、ナカオビキリガのところに書いています。
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上はケヤキの樹皮下にいたモリチャバネゴキブリの幼虫です。 12月22日の撮影です。 モリチャバネゴキブリは、その名のとおり、森林性のゴキブリで、家の中には入ってきません。 千葉県・山形県以西に分布していて、主に平地の雑木林で暮らしています。 なお、ゴキブリの種類数からすると、家の中にいるゴキブリより、森林性のゴキブリの方がはるかにたくさんの種類がいます。
モリチャバネゴキブリの成虫は下に載せておきます。
(2012.6.24. 堺自然ふれあいの森)
(2012.7.24. 河内長野市 寺ヶ池公園)
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今日の大阪は最高気温が11℃、風も弱く、ほとんど雲も無し。 こんな空を見るとじっとしておられず、少しの時間ですが、近くを歩きました。
民家の庭にはロウバイやサザンカの花・・・
ビワの花は今が盛りで、いろんなハエが来ていましたが、下はツマグロキンバエです。
ツマグロキンバエの眼の縞模様は1色じゃ無かったんですね。
これくらいの気候になると、いろんな虫が動き出すようです。 春を待ち望んでいる虫たちも多いようです。
キアシブトコバチが飛んできて近くにとまったのですが、カメラの設定を変えているうちに飛び去ってしまい、写真は1枚も撮れずでした。
ハラビロクロバチは、カメラを近づけて目覚めさせたのではなく、最初から葉の表を歩き回っていました(上の写真)。 こんなハラビロクロバチを見るのは初めてです。
体感的に新春を感じた1日でした。
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お正月らしい話題を・・・とは思うものの、ブログも8年目に入ると、なかなかいい題材は見つかりません。 せめて美しい虫を、と思っても、美しい虫をみつけたら優先的に載せてしまうので、手持ちはそんなにありません。 ということで、昨年の12月20日に撮った、少しは美しいヒメコバチです。
体長は2.5mmほどでした。 堺市南区の茶山公園のヤツデの葉の裏にいたのですが、すぐに動き出したので、飛ばれると困ると思い、家に連れ帰って撮りました。
私には同定の際の着眼点も分からず、個体差もあるでしょうが、このヒメコバチはおちゃたてむしさんのところに載せられていて、命名者の上條先生からヒメコバチ科の Entedon nomizonis Kamijo のメスだと同定されているものに似ているように思います。 なお、このオスと思われるものは、こちらに載せています。
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