アカハジロ(オス)
アカハジロは、中華人民共和国北東部やロシア東部で繁殖し、冬季は東南アジアなどで越冬しますが、生息地の開発などで個体数が激減しています。 日本には冬鳥として稀に飛来します。
私との関係で言えば、'96年には自宅近くの池に飛来したのですが、まだフィルムカメラの時代で望遠レンズも持っておらず、ゴマ粒のような写真を撮っただけ。 その後は飛来したと聞いては出かけるのですが、いつも飛び去った後でした。 今回はあちこち飛び回っているようですが、大阪に居続けてくれています。
羽を広げてくれたのはいいのですが、近すぎて・・・。
アカハジロは漢字では「赤羽白」ですが、「赤」は胸部の赤褐色を、「羽白」はこの風切羽の白を指しているのでしょうね。 頭部の緑色光沢のある黒色は、陽がかげったり影に入ると、緑色が消えてしまいます。
アカハジロは潜水ガモで、水に潜って餌を採りますから、浮きすぎると水に潜るのが困難になります。 上の写真のように、水面採餌ガモのカルガモと並んでいると、アカハジロの体の方が、水に沈んでいます。
カルガモと並んで日向ぼっこ。 脚は黒色なんですね。
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