ナミテントウの触角
てんとう虫はテントウムシ科の甲虫をさすのでしょうが、ナナホシテントウをはじめ、テントウムシ科にはたくさんの種類がいます。 また他のグループにも、てんとう虫によく似た半球状の形態の甲虫はたくさんいます。 テントウムシ科か他の科なのか、テントウムシ科だとしても、そのうちのどのグループなのかを知る1つの着目点に、触角があります。 テントウムシ科の触角は短いので、長い触角を持っていれば、テントウムシ科以外の甲虫でしょう。
上は変形2紋型のナミテントウです。 ナミテントウの色や斑紋のパターンは、とてもたくさんありますが、触角の形態はどれも同じです。
上は1枚目と同じナミテントウの頭部付近を拡大したものです。 顔に糸状のゴミがついてしまっていますが・・・。
複眼のすぐ前にあるのが触角です。 上に書いたようにテントウムシ科の触角は短いのですが、ナミテントウの触角の先は幅広くなっています。 写真を撮った時には触角について書くつもりではなかったので、触角の先端にはピントが合っていませんが・・・。
なお、口の所にも触角のようなものがありますが、これは大顎肢と呼ばれているものです。
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