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2013年11月25日 (月)

ホシムクドリ

 ホシムクドリはアジア中西部からヨーロッパ方面に多く生息している鳥で、日本にも冬鳥として稀に飛来しますが、今、淀川の河川敷に3羽のホシムクドリが来ているようです。 大阪にはここ数年、毎年少数が飛来しているようです。
 上に書いたようにホシムクドリは渡り鳥ですが、1950年代にドイツの G.Kramer が、この鳥が生物時計と太陽の位置から渡りの方位を知ることを実験で示しました。 この実験は、渡り鳥がなぜ渡りの方向が分かるのかを調べる初期の実験として、よく知られています。

Hosimukudori040530_1

Hosimukudori040530_2

 ホシムクドリの羽は構造色を持っていて、上の写真のように、光の当たり方で色が変化します。 私もこのホシムクドリを見に行こうとしたのですが、淀川の河川敷といっても長く、場所がよく分かりません。 11月28日、場所を教えていただき、撮ってきました(こちら)。
 上の写真は、在庫からUSAのセントラルパークで撮ったホシムクドリです。 ただし、ホシムクドリには多様な亜種が存在しますので、亜種レベルでは日本に来ているものとは異なります。
 北米にはヨーロッパから1890年代に持ち込まれ、放鳥されました。 放鳥されたのは100羽でしたが、100年後にはアラスカ州を除くアメリカ合衆国全土、メキシコ北部、カナダの南半分にまで広がり、その数は2億匹と推定されています。 European Starling という名で呼ばれていますが、騒音・糞害、農作物への食害など、さまざまな問題を引き起こし、国際自然保護連合(IUCN)の 「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されています。

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