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2013年11月30日 (土)

ヤマトシロアリの偽職蟻(働きアリ)

Yamatosiroari131121_1

 朽木の中にいたヤマトシロアリの偽職蟻(働きアリ)です。 家に被害を与えるので嫌われていますが、林の中では、枯れ木や朽木を分解し、物質循環に尽くしている貢献者です。

 なかなかかわいい顔をしています。

 ヤマトシロアリの有翅虫はこちらに載せています。

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2013年11月29日 (金)

2013年11月下旬の狭山池

Sayamaike131128_1               ヒドリガモの飛翔

 

 今年はカンムリカイツブリがたくさん飛来しています。 きっちりカウントしていませんが、10羽以上はいました。 ハジロカイツブリも数羽います。
 オオバンは、あいかわらず、たくさんいます。 ヒドリガモ、ハシビロガモ、マガモなどのカモ類も数が増えてきました。

 以下の写真はクリックで拡大します。


ハジロカイツブリ

 


ハジロカイツブリとカンムリカイツブリ

 


カンムリカイツブリ

 

(2013.11.28.撮影)

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2013年11月28日 (木)

ホシムクドリ@淀川河川敷

Hosimukudori131128_1

 3日前にホシムクドリのことを書き、アメリカ合衆国で撮ったホシムクドリの写真を載せました(こちら)が、淀川の河川敷に来ているホシムクドリについても、場所を教えていただき、今日撮ってきました。
 ホシムクドリは複数飛来してきているはずですが、私が行った時には1羽で行動していました。 たくさんのカメラが並んでいましたが、ホシムクドリは樹上で猛禽類を警戒しながら人を引き付けておき、人のいなくなった芝生地に飛んで行って採餌し、またそこに人が集まりだすと樹上に戻るというふうに見える行動を取っていました。 ホシムクドリを追いかける人たちにはいい運動になっていたようです。

 前にも書いたように、ホシムクドリにはたくさんの亜種があり、北米のホシムクドリと日本で見られるホシムクドリとは、亜種レベルで異なります。 北米のホシムクドリはヨーロッパから持ち込まれたもので、名義タイプ亜種(基亜種)の Sturnus vulgaris vulgaris ですし、日本にいるのは、ウラル山脈東部からバイカル湖、カザフスタン、モンゴル西部に分布する S. vulgaris poltaratskyi です。 しかし、両方の写真を比較してみても、ホシムクドリは光の当たり方で色が違って見えますし、季節による違いや個体差を考えると、どこに違いがあるのか、私にはよく分かりません。

 以下の写真はクリックで拡大します。 また黒っぽい羽の色の違いが分かるように、少しハイキーぎみに撮っています。

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2013年11月27日 (水)

エノキ裏うどんこ病菌の子嚢殻

Enokiuraudonko131120

 上の写真はエノキの葉の裏で、たくさんの白く細い糸状のものと、黄、赤、黒などの色の粒が見えます。 1つの粒の直径は、0.2mm~0.3mmほどです。 白く細い糸状のものはうどんこ病菌の菌糸で、粒はうどんこ病菌の子嚢殻(しのうかく)、もっと細かく言うと閉子嚢殻です。
 うどんこ病というのは、葉の表面がうどん粉をまぶしたように白くなる病気です。 下はアラカシのうどんこ病です。 うどんこ病にかかると、表面を覆われるので光合成能力は低下するようですが、うどんこ病菌が葉を枯らすことは無く、このような菌は絶対寄生菌と呼ばれています。

 みかけは、いろんな植物の葉の表面が白くなるという共通点を持つうどんこ病ですが、この原因となっているうどんこ病菌は1種類ではありません。 植物の種類ごとに異なる種類のうどんこ病菌が存在すると言ってもいいくらい、多種のうどんこ病菌があります。 エノキでは、葉の表側の表面と葉の裏側の表面につくうどんこ病菌が異なります。

 最初の写真に話を戻します。 エノキ裏うどんこ病菌の子嚢殻は黄色から赤っぽくなり、最後は黒くなります。 完成した黒い子嚢殻の頭部には、環状の白い糸状のものがあり、付属糸と呼ばれています。
 完成した子嚢殻は、このまま飛散します。 子嚢殻の中には子嚢があり、子嚢では子嚢胞子が作られます。 ですからうどんこ病菌は、子嚢菌類に分類されています。
 冬を越した子嚢殻から春に放出された子嚢胞子は新しいエノキの葉に感染し、菌糸を伸ばしながら、分生子を飛ばして増えていきます。 子嚢殻をつくるのは秋だけです。

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2013年11月26日 (火)

アオアツバ

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 アオアツバの幼虫の食餌植物は、メドハギ,マルバハギなどのハギ類です。 成虫は冬を除いてほぼ1年中見られるようですが、秋に多く見られているようです。 私は今年は11月に入って何度か見ていますが、私の見た限りでは、いつも頭を下にしています。 外横線が(頭を上にして見ると)逆V字型をしていて、前翅の翅頂付近に白っぽい三角形がありますが、この白っぽい部分が無い個体もあるようです。 下唇髭は長く、まっすぐに伸びています。

 この蛾は、私の使っている保育社の『原色日本蛾類図鑑』(改訂新版:昭和46年=1971年)には載せられていません。 講談社の『日本産蛾類大図鑑』(1982年)が出版された時には、沖縄本島から少数の記録があるだけだったようですが、その後、日本各地で記録されるようになり、今では普通種です。 この急激な分布の変化は、どのようにして起こったのでしょうか。
 名前の「青」についても、少し不思議です。 翅を拡大してみると、下の写真のように、たしかに青っぽい鱗粉もあり、もう少し青みを帯びた個体もいるのですが・・・。 発見された当初の個体は、もっと青色がきつかったのでしょうか。

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2013年11月25日 (月)

ホシムクドリ

 ホシムクドリはアジア中西部からヨーロッパ方面に多く生息している鳥で、日本にも冬鳥として稀に飛来しますが、今、淀川の河川敷に3羽のホシムクドリが来ているようです。 大阪にはここ数年、毎年少数が飛来しているようです。
 上に書いたようにホシムクドリは渡り鳥ですが、1950年代にドイツの G.Kramer が、この鳥が生物時計と太陽の位置から渡りの方位を知ることを実験で示しました。 この実験は、渡り鳥がなぜ渡りの方向が分かるのかを調べる初期の実験として、よく知られています。

Hosimukudori040530_1

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 ホシムクドリの羽は構造色を持っていて、上の写真のように、光の当たり方で色が変化します。 私もこのホシムクドリを見に行こうとしたのですが、淀川の河川敷といっても長く、場所がよく分かりません。 11月28日、場所を教えていただき、撮ってきました(こちら)。
 上の写真は、在庫からUSAのセントラルパークで撮ったホシムクドリです。 ただし、ホシムクドリには多様な亜種が存在しますので、亜種レベルでは日本に来ているものとは異なります。
 北米にはヨーロッパから1890年代に持ち込まれ、放鳥されました。 放鳥されたのは100羽でしたが、100年後にはアラスカ州を除くアメリカ合衆国全土、メキシコ北部、カナダの南半分にまで広がり、その数は2億匹と推定されています。 European Starling という名で呼ばれていますが、騒音・糞害、農作物への食害など、さまざまな問題を引き起こし、国際自然保護連合(IUCN)の 「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されています。

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2013年11月24日 (日)

ケンモンミドリキリガ

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 ケンモンミドリキリガは10月~11月に成虫が出現するヤガ科セダカモクメ亜科の蛾です。 「ケンモン」は「顕紋」でしょう。 くっきりとした模様の、なかなか美しい蛾です。
 ちなみに「キリガ」は「幼虫が葉を切る蛾」くらいの意味でしょうが、それならほとんどの蛾の幼虫が該当します。 1950年代に蛾の和名を整理する時に、分類学上近縁のものはできるだけ同一の語尾をもつようにする過程で、「キリガ」の名称を、ヤガ科のヨトウガ亜科、セダカモクメ亜科、カラスヨトウ亜科のなかの雰囲気の似た蛾に与えたようです。
 美しいことと目立つことは別で、たしかに模様の無い壁などにいるとよく目立ちますが、ウメノキゴケなどの地衣類の上では、いい保護色になるでしょう。

 この蛾は夜行性で、昼間はあまり動きません。 美しいので、手乗りにして撮ってみました。

(2013.11.20. 堺市南区豊田)

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2013年11月23日 (土)

紀の川(橋本市)探鳥会

 会員では無いのですが、前から関心があった所で実施ということで、「泉北野鳥の会」の紀の川(橋本市)探鳥会に参加してきました。 コースは南海高野線の学文路(かむろ)駅から紀伊清水駅までの紀の川沿いです。
 撮った写真のいくつかを下に載せておきます。 泉北野鳥の会のみなさん、お世話になりました。

Isohiyodori131123_1    イソヒヨドリ(オス)

Kogamo131123_1    コガモ(メス)の飛翔

Kawaaisa131123_2    カワアイサ 右はオス、左の2羽はメス (写真はクリックで拡大します)

Kawaaisa131123_1    カワアイサ(オス)

Chougenbou131123_1    チョウゲンボウ(オス)

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2013年11月22日 (金)

チャイロクチブトカメムシ

Chairokuchibuto131116_1

 写真はカメムシ科のチャイロクチブトカメムシです。 クチブトカメムシの仲間は肉食で、成虫も幼虫も主にチョウ目の幼虫を捕食します。

 横から見ると、平均的なカメムシと比較して、体の厚さが薄いようです。

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2013年11月21日 (木)

ムラサキトガリバ

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 ムラサキトガリバは、成虫が10月~11月に出現します。 前翅の中央付近にある黒い線状の斑の所は毛が立っています。

 幼虫の食餌植物は、アラカシ、コナラ、ミズナラなどのブナ科植物です。

 1枚目の写真では、馬のブリンカー(遮眼革)のように、頭部に近い胸部の毛が立っていますが、上の写真では、この毛を寝かせています。 こうなると、同じ属のニッコウトガリバによく似てきます。 翅もニッコウトガリバ同様、1枚目の写真のように円筒形にしたり、上の写真のように平たくしたりします。
 さらにややこしいのは、色彩の変異が多いことです。

Murasakitogariba131108_1

 1枚目~3枚目の写真では、翅の中央部が暗色ですが、上の写真(ピンボケですが・・・)では翅の中央部が明色になっています。 また、下では色が全体に均一ですが、いずれもムラサキトガリバでしょう。

 ところで、名前の「ムラサキ」はどの色を意味しているんでしょうね。

 ムラサキトガリバとニッコウトガリバの違いについては、「みんな蛾」のこちらのページがよく分かります。

(Data)写真の撮影日と撮影場所
 1枚目と2枚目 : 2013.10.30. 堺市南区豊田
 3枚目 : 2012.11.10. 枚岡公園
 4枚目 : 2013.11.08. 堺市南区槇塚台
 5枚目 : 2013.11.20. 堺市南区豊田

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2013年11月20日 (水)

テントウノミハムシ

Tentounomihamusi131116_1

 イスノキの葉の裏にいたテントウノミハムシです。 前胸背板前縁が中央で前方に突出しています。 近縁のヘリグロテントウノミハムシでは突出が見られません。

 最初に見つけた時は上のような状態で、テントウムシの仲間だと思いました。 しかし1枚目の写真のように歩きだすと、触角の様子が、テントウムシの触角ではなく、ハムシの触角です。
 テントウムシの仲間が飛んで逃げる時は、翅を広げてワンテンポ置いて飛び立ちます。 しかしこのテントウノミハムシは、跳ねてから翅を広げるか、跳ねてそのまま落下するようで、一瞬のうちに視野から消えます。(この日は3頭のテントウノミハムシでそれを経験しました。)

 写真で見ると、テントウノミハムシはアカホシテントウによく似ています。 しかし体長がかなり違っていて、アカホシテントウが6~7mmもあるのに対し、写真のテントウノミハムシは 3.5mmでした。 体型が似ていて体長が倍違うということは、縦も横も高さも倍違うわけで、立体的な大きさは2×2×2で8倍違うことになり、視覚的には全く違う大きさです。

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2013年11月19日 (火)

ノミコバチ科の一種(Elasmus sp.)

Nomikobachi131112_1

 写真はノミコバチ科の一種の Elasmus sp. だと思います。 体長は2.5mm、アメリカフウの葉の裏にいました。 Elasmus属の蜂にもいろいろいて、体色はもっと黒い部分の面積の大きい種が多いようです。
 ノミゾウムシやノミハムシなど、「ノミ○○」という名前のついた昆虫はいろいろいますが、これらの多くは蚤のようにジャンプするところからの名前です。 しかしノミコバチの細い脚では驚くようなジャンプは期待できません。 蚤の体は小さな隙間にも入り込めるように扁平ですが、ノミコバチの名前は、蚤に似て体が左右に扁平なところからです。
 ノミコバチ科の多くは蛾類の幼虫に外部寄生します。

 ノミコバチ科の脚のふ節は4節で、第1節が長くなっています。 上の写真の右前脚でその様子が分かります。

Nomikobachi131112_4

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2013年11月18日 (月)

ニッコウトガリバ

Nikkoutogariba131112_4

 壁にとまっていた蛾、ウスムラサキトガリバなどの似た蛾はいますが、カギバガ科トガリバガ亜科のニッコウトガリバだろうと思います。 成虫は11月~12月中旬に出現します。
 翅を円筒形にして、脚が無ければ小枝そっくりです。 特に“小枝”の切り口の入念なつくり!

 横から見ると、腹部背面に、黒い毛束の突起があります。

 上は最初の写真とは別個体で、あまり翅を丸めずにとまっていました。 これならカギバガ科と言われても、どうにか納得できます。

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2013年11月17日 (日)

ヤノイスアブラムシ

Yanoisuaburamusi131116_1

 イスノキの葉の裏にヤノイスアブラムシが戻ってきていました(11月16日撮影)。 よく見ると後翅がはみ出ています。 飛来したばかりなのでしょう。

 1枚目の写真でも、横から見た上の写真でも、腹部は小さく縮んでいます。 これらの世代は、栄養を摂取することなく有性世代を産み続けているのでしょう。

 上の写真の左側に写っているのは、この有翅型から生まれた有性世代の無翅型のメスの幼虫でしょう。 この無翅型のメスが成虫となり、有性世代のオスと交尾して卵を産みます。 そして冬を越した卵から生まれた幹母が虫えい(イスノキハタマフシ)を作り、その中で繁殖します。 ちなみに幹母とは、春先に、これから増えようとするスタートとなる一世代限りの型を言います。
 虫えい内で発生した有翅型は、5月下旬~6月中旬に二次寄主であるコナラに移住します。 コナラの葉の裏では、白い模様のある黒く小さく扁平な無翅型で繁殖します。

 上は10月30日に撮ったコナラの葉の裏です。 黒い無翅型に交じって、黄色っぽい有翅型の幼虫が見られます。 この有翅型が成虫となり、色も黒くなってイスノキに移動したのが最初の写真です。

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2013年11月16日 (土)

ワタムシとクモの網

 少し古い話題になりますが、11月3日、堺自然ふれあいの森でワタムシが大量に発生していました。

Watamusi131103_1

 上の写真は、そのワタムシがジョロウグモの網にかかっている様子です。 網がちゃんと写っていませんが、ジョロウグモは網の中央にいます。 ジョロウグモの周囲に何も無いのは、餌が網にかかり、網が破れているからです。 網の残っている所には、たくさんのワタムシが引っかかっています。
 ワタムシが小さすぎて餌に値しないのか、ワタムシが多すぎて手が付けられないのか、ジョロウグモは、ワタムシには全く反応していませんでした。 網がワタムシのせいで目立ってしまい、ジョロウグモには迷惑な話なんでしょうね。

 上はたくさんのワタムシが網に捉えられている所を拡大したものです。 この写真では、獲物を捕えるための粘球は横糸にしかついていないことも分かります(写真はクリックして拡大してご覧ください)。

 クモには迷惑でしょうが、ワタムシの観察には便利です。 下は網にかかっているワタムシを拡大したものです。

 前にも書きましたが、ワタムシとは綿くずのように空中に浮かぶアブラムシ類の俗称で、特定の種につけられた名称ではありません。 写真のワタムシは、以前載せたワタムシ(こちらこちら)とは別種のようです。

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2013年11月15日 (金)

ワタヘリクロノメイガ

Wataherikuro131114_1

 漢字で書くと「綿縁黒野螟蛾」つまり「幼虫が綿の葉を食べる縁(へり)が黒いノメイガ亜科の蛾」です。 幼虫の食餌植物はワタなどのアオイ科以外にも、クワ科やウリ科の葉も食害し、農業関係者の間ではウリノメイガと呼ばれることもあります。

 ワタヘリクロノメイガは、尾端に毛塊があることでよく知られています。 この毛塊は閉じたり開いたりできるようで、カメラを近づけると、尾端を持ち上げて毛塊を広げてくれました。
 この毛塊は雌雄で色が異なるようです。 写真はメスで、オスは黒い毛が混じります。 上の写真で中央部が黒く見えますが、これは影だと思います。
 この黒い毛はヘアーペンシルだそうです。 ヘアーペンシルからはフェロモンが出されるのでしょうが、一般に多くの蛾はメスが性ホルモンを出してオスを呼びますから、このヘアーペンシルからのフェロモンはどんな働きをするのでしょうね。

 上は毛塊の一部を拡大したものですが、この毛は細長く伸びた鱗片のようにも見えます。

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2013年11月14日 (木)

トゲトビムシ科の一種

Togetobimusi131105_1

 木の杭に大きなトビムシがいました。 トゲトビムシ科の一種だと思います。 体長は触角を除いて6mmほどもあります。

 トゲトビムシの名前は、跳躍器(又状器)の茎節にトゲの列があるところからですが、これは腹面にあって、写真では確認できません。 トゲトビムシ科は、アヤトビムシ科(例えばアヤヒゲナガトビムシ)同様、体長とほぼ同じ長い触角を持っていることも特徴の1つです。

 体は紫がかった鱗粉で覆われています。 脚の先は刺のようになっているようです。 眼斑は6個の小眼より成っているように見えます。

(2013.11.5. 金剛山)

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2013年11月13日 (水)

ヒメノコメエダシャク

Himenokome131112_1

 上は写真を回転させたわけではありません。 壁にこのような姿勢でとまっていました。 下は別の日に撮ったもので、場所は同じ所ですが、間隔が11日ありますから、別個体でしょう。 もちろんこれも写真を回転させてはいません。

 写真の蛾はヒメノコメエダシャクでしょう。 この蛾のとまっている姿は、多くの場合、写真のように、後翅の大部分を前翅の下に隠し、腹部は左右どちらかに曲げています。 とまっている時に腹部を持ち上げている蛾は多いのですが、横に曲げている蛾はそんなに多くは無いでしょう。

 ヒメノコメエダシャクによく似た蛾にオオノコメエダシャクがいます。 両者は名前ほどには大きさに差がありませんし、どちらも10~11月頃に出現します。 両者の違いは、外横線がオオでは線であるのに対し、ヒメでは点列になることが多いことや、前翅翅頂の凹凸がオオの方が大きいことなどが挙げられます。

 顔がよく見えないので、2枚目の写真の個体を指にとまらせてみました(下の写真)。 触角を見るとオスのようです。 メスの触角は糸状です。

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2013年11月12日 (火)

ミノウスバ

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 マサキに羽化したミノウスバが群がっていました( 2013.11.8.堺市南区岩室で撮影)。 飛び回ったりはせずに、ほとんどの個体はじっとしたままですが、交尾中のものや産卵中のものなど、いろいろです。 下は交尾しようとしているオスとメスです。

 メスの触角は線状ですが、オスの触角はメスのフェロモンを受けるためでしょうか、発達して櫛歯状になっています。 ということは、活動は視覚に頼らず、主に夜ということになるのでしょうね。
 オスもメスも翅は黒い色がついていますが透けていて、体は鮮やかなオレンジ色と黒の目立つ色をしています。 まるで警戒色のようですが、毒は持っていません。 この色は生態的にどのような意味を持っているのでしょうか。
 ちなみに、ミノウスバは漢字では「蓑薄翅蛾」と表されています。 この「蓑(みの)」は体を覆っている長い毛を指し、「薄翅」は翅の透明なところからだと思われます。

 上は産卵中のメスです。 卵はマサキコマユミマユミなど、幼虫の食餌植物であるニシキギ科の木の枝に産み付けられます。

 産み付けられた卵を拡大してみました(上の写真)。 卵は毛にまぶされたようになっています。 この毛は成虫の体に生えていたものでしょう。
 この毛はどのような働きをしているのでしょうか。 この密度では寒さ対策としては不十分な気がしますし、防衛に効果はあるのでしょうか。
 それと、体の背面の毛をどのように卵の方に持っていくのかも不思議です。 2枚目の写真の個体は毛が少なくなっているようですが、このような行動の過程で毛が腹部の端に集められるのでしょうか。

 上はオスですが、尻を上げているのはカメラを近づけたための威嚇姿勢だと思うのですが、上にも書いたように、黒い毛に毒があるわけではありません。 毛だけで鳥などの敵に対して有効なのでしょうか。

 産み付けられた卵は、このまま冬を越し、春に孵化します。 若齢幼虫には、外敵に攻撃された時に不快な味のする防御液を分泌する腺があり、集団で生活しますが、その後分散していきます。

 上は今年の5月中旬にニシキギにいた幼虫を撮ったものです。 たぶん終齢幼虫だと思います。 この木にはたくさんの幼虫がいたので、ここにもたくさん成虫がいるだろうと確かめに行ったのですが、成虫の姿は全くありませんでした。 たくさんいた幼虫は鳥などの犠牲になってしまったのでしょうか。

 幼虫はその後石の下などで繭を作って夏を過ごします。

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2013年11月11日 (月)

アカアシシギ

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 脚と嘴の基部が赤いアカアシシギです。 本州では春と秋の渡りの時期に見られる旅鳥ですが、北海道東部では少数が繁殖し、九州以南では少数が越冬するとのことです。
 写真のアカアシシギは今日の撮影ですが、大阪府下で観察されているのは9月が多く、11月に見られるのは珍しいはずです。 これも異常気象の影響でしょうか。
 写真のアカアシシギは、ワシタカ類には敏感なようで、少しでもそれらしき気配があると身をすくめていました。 しかし人はあまり恐れず、かなり近くまで寄ることができました。

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2013年11月10日 (日)

ナナミノキとニッポンオナガコバチ ②

 昨日はナナミノキとニッポンオナガコバチの関係およびナナミノキに関することを中心に書きました。 今日はナナミノキにいたニッポンオナガコバチについて書くことにします。
 観察した日の状況は、ひとあし早く羽化したニッポンオナガコバチのオスが、ナナミノキの果実に集まり、メスの羽化を待ち構えているようでした。 じっと待つオス、互いに牽制し合うオスなど、いろいろいましたが1頭のオスに注目してみました。

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 このオスは、果実の上を一周しては穴を覗き込み(上の写真)・・

 上のように翅を震わせることを繰り返していました。 果実の上を一周するのは他のオスが近づかないようにしているのでしょうか。 また、翅を震わせるのは、果実に細かな振動を与え、メスが出て来るように促しているようにも見えました。

 穴の奥には、メスの顔が少し見えています。 メスが出て来るかと5分ほど見ていましたが、すぐに出て来る様子もなく、あきらめました。

 オスの体色には個体差があります。 上はメスのように明るい体色ですが、産卵管(鞘)がありませんし、メスの胸部と腹部の境は、写真のように黒くはありません。 体色の明るいオスは黒っぽいオスより小さいようです。

 さて、クロガネモチから羽化したニッポンオナガコバチと、クロガネモチより大きな種子のナナミノキで羽化したニッポンオナガコバチの翅端までの体長比較(いずれもオス)ですが、前者が3.5mm前後であったのに対し、後者は4.5mm前後で、明らかにナナミノキの種子で育ったものの方が大きいようです。
 気になっているのは、ナナミノキで羽化したオスの背面が、クロガネモチで羽化したものより明るい色であるということです。 まさか別種だということはないと思うのですが・・・。

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2013年11月 9日 (土)

ナナミノキとニッポンオナガコバチ ①

Nippononagakobachi131107_1     ナナミノキの果実でメスの羽化を待つニッポンオナガコバチのオス

 

はじめに
 ニッポンオナガコバチについては、冬季に越冬中のメスがよく見られていて、あちこちのブログに登場しており、1月頃まではオスも見られています。 また羽化の様子は、11月下旬を中心にクロガネモチでよく見られています。 このブログでも、クロガネモチで育ったニッポンオナガコバチの羽化の様子を載せています(こちら)。
 ニッポンオナガコバチの羽化については、オチャタテムシさんのブログに詳しく、その概要は以下のようになります。
 オチャタテムシさんが観察されていたオナガコバチについて、 ezo-aphid さんが、Kamijo,K.(1962) Insecta Matsumurana 25(1):18-40. に基づき、Macrodasyceras属にモチノキタネオナガコバチとニッポンオナガコバチの2種がいて、メスの産卵管は前者は体長とほぼ同じで、後者のは短いことから、後者の可能性が高いが、既知の餌植物はウメモドキ・ナナミノキの実となっている旨が書かれています(こちらのコメント)。 その後、オチャタテムシさんは上條博士に標本をお送りし、ニッポンオナガコバチであるとの返事をいただかれています(こちらの追記)。
 上記のようにニッポンオナガコバチの餌植物として記載されているのはウメモドキとナナミノキですが、よく観察されているのはクロガネモチです。
 ところで、私がクロガネモチで調べたところでは、1頭のニッポンオナガコバチはクロガネモチの1つの種子( 注:果実ではありません )で育っていました(こちら)。 ニッポンオナガコバチの体の大きさには個体差があるのですが、これには育った種子の大きさも関係しているように思います。
 果実の大きさは、ウメモドキ < クロガネモチ < ナナミノキ となります。 これらは同じIlex属で、種子の大きさもこの順です。 また、果実の熟す時期も少し違っているようです。
 ウメモドキおよびソヨゴ(やはりIlex属)でのニッポンオナガコバチの羽化はハンマーさんが記録されています(こちら)し、BABAさんもソヨゴで観察されています(こちら)。 しかしナナミノキでのニッポンオナガコバチの羽化を撮った写真はネット上で探すことができませんでしたので、下記の点に注目して調べてみたいと思っていました。 できれば産卵時期も調べたいのですが、これについては手掛かりがありません。

  • ナナミノキでのニッポンオナガコバチの羽化の時期
  • クロガネモチより大きなナナミノキの種子から羽化してくるニッポンオナガコバチの大きさ

 しかし、このことについて書く前に、なぜナナミノキでのニッポンオナガコバチの観察例が少ないのかの考察と、観察対象としたナナミノキについて、書いておきます。

ナナミノキについて
 ナナミノキは静岡県以西に分布する雌雄異株の常緑高木で、大阪付近の山林を歩いていても、ソヨゴほどではないにしても、そんなに珍しい木ではありません。 しかし、陽樹としての性質がかなり強いようで、林の中では葉のあるのは光のよく当たる上の方だけのことが多く、当然果実も上の方ということになります。 このことが、ナナミノキでニッポンオナガコバチの観察例が少ない原因の一つだと思われます。

 それに加えて、ナナミノキは、はっきりした特徴の少ない木です。 葉柄はクロガネモチの色に近い場合が多いのですが、カシノハモチという別名があるように、葉の形はカシの葉にも似ています(上の写真)。
 なめらかな樹肌などからモチノキ科だろうと見当をつければ、6月頃の花の時期であれば、白色~淡緑色の花の多いモチノキ科にあって、ナナミノキの花は淡紫色ですし、実のなっている今の時期であれば、クロガネモチより少し大きく細長い果実が特徴となるでしょう。
 「ナナミノキ」の名前の由来についても、果実のやや細長い形から「長実の木」が転訛したとする説、たくさんの果実をつけるので、「多い」という意味の「七」の「七実の木」に由来するとした説など、いろいろな説があってはっきりしていませんが、果実が注目されているようです。

 観察対象としたナナミノキは、奈良県にある公園で、芝生地に単独で植栽されていたものです。 日当りが良く、低い所までたくさんの果実をつけるので(上の写真)、以前から注目していました。 ただ、観察するにはいいのですが、堺市の自宅からは車で片道50分ほど要しますので、そんなに頻繁には行けません。 しかし運よく、11月7日に、ニッポンオナガコバチの羽化に出会うことができました。

 同じ公園で、昨年の11月27日にニッポンオナガコバチのクロガネモチでの羽化を見ていますので、ナナミノキでのニッポンオナガコバチの羽化は、クロガネモチの場合よりも早いようです。

 明日はこの続きで、ニッポンオナガコバチの様子について書く予定です。

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2013年11月 8日 (金)

キバラヘリカメムシの幼虫

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 昨日キバラヘリカメムシ(の成虫)について書きました(こちら)が、キバラヘリカメムシは腹が黄色で、成虫では腹部背面は翅に隠されていて見えません。 しかし翅の短い幼虫では腹部背面を見ることができます。 キバラヘリカメムシの幼虫の腹部背面は、やはり「黄腹」でした。

 写真のキバラヘリカメムシの幼虫はマサキにいたものを撮ったのですが、さまざまな齢のものが混じっていました。 大きい方は、たぶん終齢幼虫だと思います。 キバラヘリカメムシは成虫越冬すると言われていますので、これからどんどん成虫になっていくのでしょうね。

 上の幼虫は食事中です。

 ところで、近くに下のような成虫がいました。 元気が無く、翅も少し開いています。 どんな状況だったのでしょうね。

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2013年11月 7日 (木)

キバラヘリカメムシ

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 写真はキバラヘリカメムシです。 キバラヘリカメムシは背面から見ると暗褐色と白色、腹面は名前のとおり黄色中心と、シンプルですっきりとした美しさを感じさせてくれる配色です。

 写真のキバラヘリカメムシはコマユミにいたものですが、キバラヘリカメムシは成虫も幼虫も、マユミ、コマユミ、ツルウメモドキマサキなどのニシキギ科の樹上で見られます。

※ 幼虫はこちら

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2013年11月 6日 (水)

マユミ

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 マユミの果実が色づき、葉も紅葉しはじめています(上の写真:10月21日撮影)。 薄紅色の果実は、まもなく果皮が4つに割れ、中から真っ赤な種子が4つ現れます(下の写真:11月下旬撮影)。 ただしこの種子は、ちゃんと種子散布してくれる鳥には大丈夫でも、人にとっては有毒ですから、注意が必要です。

 マユミは果実や種子も紅葉も美しいので、庭に植えられたり、盆栽にも仕立てられています。 また、マユミは材質が強くよくしなるので、弓の材料とされてきました。 「真弓」の名前も、このことに由来しています。

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2013年11月 5日 (火)

ヤガタアリグモ

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 堺自然ふれあいの森の農機具を収納してある金属製の物置の表面に、数頭のアリグモがいました。 このブログでは、これまで何度かアリグモを載せてきましたが、今回のアリグモはスマートですし、体に赤い色の部分があります。
 上の写真は上顎が発達していてオスです。 オスの体に赤っぽい部分があるアリグモには、タイリクアリグモとヤガタアリグモがいますが、タイリクアリグモよりもスマートですし、タイリクアリグモは地表性ということですので、写真のものはヤガタアリグモだと思います。

 下は上の近くにいたもので、ヤガタアリグモのメスだと思います。

 下のヤガタアリグモのメスは餌を咥えています。

 アリグモの仲間はハエトリグモ科に分類されています。 多くのハエトリグモの仲間は、カメラを近づけると、注視してカメラの方を向いてくれることが多いのですが、アリグモの仲間は、なかなかこちらを向いてくれません・・・。

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2013年11月 4日 (月)

ビジョオニグモの巣

 このブログでは前に活動の低下した状態の冬のビジョオニグモを載せています(こちら)が、今回は採餌中のビジョオニグモです。

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 ビジョオニグモは、なかなかおもしろい網の張り方をします。 上はクヌギの葉を利用して糸て作った巣です。 普段はこの中に潜んでいます。 写真の巣では下に出入り口があり、その側でビジョオニグモが獲物を咥えています。 そして、そこから右に糸が伸びています。 この糸は「信号糸」と呼ばれていて、獲物を捕らえる網に続いています。

 獲物を捕らえる網の方にピントを合わせてみました(上の写真)。 ビジョオニグモの網は一部が欠けたような垂直円網です。 写真の網は、獲物に破られた穴もできています。
 この網は金色をしています。 糸を作る成分が、他のクモとは異なっているのでしょうか。

 上は餌を咥えているビジョオニグモを撮ったものですが、全身がよく分かるようには撮っていません。 全身の様子は前の記事をご覧ください。

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2013年11月 3日 (日)

ヒトヨタケとトゲハネバエ

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 上の写真をよく見てください。 手前からず~っと奥まで同種のキノコが生えています。 このような状態が100m以上も続いていました。
 この道は昔からある金剛山の登山道のひとつなのですが、距離が長く、最近はほとんど通る人がいません。
 金剛山は花崗岩を主体とした山です。 花崗岩は風化し易く真砂土となり、人が通ると次第に削られて谷のようになります。 上の写真の場所では、古くからある登山道の削られて窪んだ所に落ち葉がたまり、このキノコの発生に適した環境が形成されたのだと思います。

 このキノコはヒトヨタケだと思うのですが、キノコは条件によって見かけが大きく変化し、特にヒトヨタケの仲間はその変化が大きい( 昔に私が調べた変化をこちらに載せています )ので、正確には分かりません。 すくなくともヒトヨタケ科のキノコであることには間違いないでしょう。

 このキノコには上のようなハエが来ていました。 前翅前縁にトゲ状の毛が等間隔に並んでいることや、3本の翅脈がまっすぐに翅先に延びていることなどから、トゲハネバエ科でしょう。 カメラを近づけても飛び去ることなく、キノコに固執していました。
 トゲハネバエ科にはキノコに産卵するものが多いようですので、産卵に来ていたのかもしれません。 しかしヒトヨタケは1日で溶けてしまいます。 そのことをトゲハネバエは知らないのでしょうね。

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2013年11月 2日 (土)

コブハサミムシ

 このブログでも前にハサミムシの一種を載せ(こちら)、そこにも書きましたが、この仲間は日本には数十種類いるとされていますが、外部形態がよく似た種が多く、何種いるのかも研究者によって異なっています。 ちなみに河野勝行氏の日本のハサミムシリストには24種が、西川勝氏のリストには35種が記載されています。

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 写真のハサミムシは、翅の先端部が黄褐色であることや、10月下旬に金剛山系の渓流沿いにいたことなどから、コブハサミムシだろうと思います。 なお、お尻のハサミ(鋏子、尾鋏)の形態には個体差があります。
 コブハサミムシは山地性のハサミムシで、10月半ば頃に渓流沿いの地で交尾し、冬が近づくと雌雄で渓流沿いの石の下などに巣を作り、年が明けた頃から産卵をはじめ、春に生まれた仔虫は分散し、夏にはどこでどのように過ごしているのかはよく分かっていませんが、秋に渓流沿いの場所に戻ってきます。

 ハサミムシの仲間は、メスが自分の卵や仔虫を保護するという、昆虫の仲間としては珍しい習性があるのですが、それに加えて、コブハサミムシのみに見られる習性として、孵化した仔虫は母親を食べてしまいます。
 コブハサミムシは山地の渓流沿いに繁殖のニッチを獲得しましたが、そこで繁殖するためには増水の危機を回避しなければなりません。 つまり、台風による増水の危険性が無くなった後に繁殖活動を開始し、梅雨の増水の前に渓流沿いを離れなくてはなりません。 ですから、冬の餌の少ない時期にも関わらず、仔虫は速く成長しなくてはなりません。 メスの犠牲はそのような理由から生じたものだと考えられています。

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2013年11月 1日 (金)

セイヨウタンポポの花に群れるコハナバチ

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 1つのセイヨウタンポポの花(頭花)に、コハナバチの一種と思われる蜂が群れていました。 熱心に花粉を集めるような動きではなく、動作は緩慢で、くつろいでいるような雰囲気です。

 カメラを近づけても動作に変化はなく、花の中心部に何かがあるのかと、花を割っても平然と居続ける始末(上の写真2枚)。 まるで羽化したばかりでまだ飛び立てないような雰囲気ですが、コハナバチの営巣は地中で、そんなはずもなく、いったいどのような状況だったのか、全く分かりません。 15分ほど見ていましたが、その間、2頭がおもむろに飛び立ちましたが、その後、1頭が飛来しました。

 上2枚は、セイヨウタンポポにいたコハナバチを拡大したものです。

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