ノミコバチ科の一種(Elasmus sp.)
写真はノミコバチ科の一種の Elasmus sp. だと思います。 体長は2.5mm、アメリカフウの葉の裏にいました。 Elasmus属の蜂にもいろいろいて、体色はもっと黒い部分の面積の大きい種が多いようです。
ノミゾウムシやノミハムシなど、「ノミ○○」という名前のついた昆虫はいろいろいますが、これらの多くは蚤のようにジャンプするところからの名前です。 しかしノミコバチの細い脚では驚くようなジャンプは期待できません。 蚤の体は小さな隙間にも入り込めるように扁平ですが、ノミコバチの名前は、蚤に似て体が左右に扁平なところからです。
ノミコバチ科の多くは蛾類の幼虫に外部寄生します。
ノミコバチ科の脚のふ節は4節で、第1節が長くなっています。 上の写真の右前脚でその様子が分かります。
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