ハムシダマシ
クリの木の地上から1.5mほどの所にいた、雨に濡れたハムシダマシのメスです。 オスはもう少し触角が長く、複眼も大きいようです。
遠目にはハムシのようですが、艶がありません。 艶が無いのはたくさん毛が生えているからで、ハムシ科の虫でこのように毛の生えているものはいません。
ハムシはハムシ上科ハムシ科に分類されているのに対し、ハムシダマシはゴミムシダマシ上科ハムシダマシ科またはゴミムシダマシ上科ゴミムシダマシ科ハムシダマシ亜科に分類されていますから、ハムシとハムシダマシは“他人のそら似”で、分類的にはかなり遠縁です。
ゴミムシダマシの仲間ということで、幼虫は腐植質を食べるようですが、成虫についてはよく分かっていないようです。 検索してみると、葉にいる写真がたくさん出てきますし、だからこそハムシに似ていると思われたのでしょうが・・・
| 固定リンク
「昆虫08 甲虫」カテゴリの記事
- アオバネサルハムシ(2014.07.07)
- マツノシラホシゾウムシ(2014.06.28)
- アリモドキ科の一種(2014.06.27)
- センノキカミキリ(2014.06.21)
- ヤツメカミキリ(2014.06.10)
コメント