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2013年9月 8日 (日)

アカイロトリノフンダマシ

Akairotorinofundamasi130906_1

 ツルヨシの葉の裏にアカイロトリノフンダマシがいました。

 カメラを近づけると、歩脚を縮めてうずくまります。 じっとしている方が安全だと信じているようです。
 このブログでは、これまでにシロオビトリノフンダマシオオトリノフンダマシなどを載せています。 これらは動かなければ鳥の糞らしく見えなくもありませんし、保護色として機能しているのでしょう。 しかしアカイロトリノフンダマシは写真のようによく目立つ色をしています。
 アカイロトリノフンダマシは毒を持つテントウムシ類に擬態しているのではないかと言われています。 テントウムシ類は、植物が被食防止のために持つ毒成分を、餌としているアブラムシなどの体をとおして取り込み、体内に蓄えている場合が多いようです。
 アカイロトリノフンダマシの体の色は、特にシロジュウシホシテントウなど、たくさんの種類がいる赤褐色に白斑のテントウムシの色によく似ていますし、体のサイズも、他のトリノフンダマシの体に比べて小さく、これらのテントウムシ類に近い大きさです。

 葉を動かしながら、アカイロトリノフンダマシをいろんな方向から撮っていると、ついに我慢できなくなったのか、歩きだしました。 歩きだすとクモだと分かります。

 ピンボケですが、体の腹面の様子も撮ることができました(上の写真)。 クモですから糸も出します。 トリノフンダマシの仲間は、暗くなってから水平円網を張り、明るくなる前には網をたたんでしまい、昼間は葉の裏でじっとしているようです。

(2013.9.6. 堺自然ふれあいの森)

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