ホオズキカメムシの幼虫
先日ピーマンの葉に産み付けられたホオズキカメムシの卵に寄生するトビコバチのことを書きましたが(こちら)、同じ所で、たくさんのホオズキカメムシの幼虫や成虫を見ることができました。
上は卵殻と幼虫ですが、幼虫は集団を形成しています。
上は卵殻を拡大したものです。 卵殻の中に残っている白いものは胚脱皮した脱皮殻でしょう。 胚脱皮とは、胚発生の途上,孵化前に1度脱皮し,卵殻中で1齢幼虫となることですが、カメムシの仲間ではよく見られます。
上は集団を作っていた幼虫の1頭です。 集団を作っていたから卵殻から出たばかりとも言いきれないでしょうし、1齢幼虫にしてはしっかりしすぎているような気がします。
今日の記事の写真は全て同じ日に同じ場所(堺自然ふれあいの森)で撮ったものです。 ここのピーマンは、10株ほどしか植えられていないのですが、無農薬で育てられていて、前回載せた時よりも産み付けられている卵も多くなり、たくさんの成虫も幼虫もいました。 以下にいろんな齢の幼虫を載せてみます。
集団を作っていたのが2齢だとすれば、上が3齢幼虫になるのでしょうか。
上が4齢幼虫、下が5齢幼虫(終齢幼虫)だと思います。
なお、成虫の写真は、こちらに載せています。
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