キオビツヤハナバチ(メス)
写真は堺自然ふれあいの森で撮ったものですが、口吻を伸ばして、ヤブガラシの花の蜜を吸っていました。
キオビツヤハナバチは、ススキやキイチゴ類などの折れ口から中に入り、髄に営巣します。 名前のとおりつやがあり、黒い体には、顔面、頬、胸部側面に黄色の斑紋があり、腹部には黄色い横帯があります。
写真はキオビツヤハナバチのメスだと思うのですが、ツヤハナバチの仲間も似たものが多く、なかなか自信が持てません。 なお、オスでは顔面のほとんどが黄色になります。
特にヤマトツヤハナバチ(以下「ヤマト」と書くことにします)とはよく似ていて、見分けるポイントはいくつかあるのですが、
・ キオビツヤハナバチ(以下「キオビ」と書くことにします)の頭盾には縦の隆起線があるらしいのですが、1枚目の写真では、黒く写りすぎていて、よくわかりません。
・ キオビの腹部背面第3腹節の黄色の横帯は途切れているとのことですが、2枚目の写真でも翅に隠されていて、これもよく分かりません。
キオビだろうと考えたのは、後脚の腿節下部に、キオビにはカールした房状の毛束がありますが、ヤマトではカールしていないとのことです。 下は上の写真の一部を拡大したもので、赤い矢印がその部分だと思うのですが・・・。
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