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2013年8月24日 (土)

ハラアカヤドリハキリバチ

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 堺自然ふれあいの森でイヌザンショウの花が咲きはじめ、さまざまな虫たちが来ていました。 今日はそのうちのハラアカヤドリハキリバチ(ハラアカハキリヤドリ)です。 ハラアカヤドリハキリバチは、その名のとおり、ハキリバチ科の蜂です。
 ハキリバチの仲間は、既存孔や地中に巣を作ります。 その時に、植物の葉を丸く切り取って巣材にする種が多く、そのことが科名になっています。 巣には花粉と花蜜を混ぜた花粉団子を蓄え、そこに産卵します。
 ところがこのハラアカヤドリハキリバチは、同じハキリバチ科のオオハキリバチの巣を乗っ取り、卵を産み付けます。 つまり巣作りの苦労も花粉団子作りの苦労もオオハキリバチにさせるわけで、このような宿主の労働を搾取する形の行動を「労働寄生」と呼んでいます。
 同じイヌザンショウの花には、ハキリバチ科のツルガハキリバチも来ていて、熱心に花粉を集めていました。 ところがハラアカヤドリハキリバチは自分の腹を満たす蜜を吸えばいいのですから、訪花時間は短く、蜜の少ない花を次から次へと移動します。 つまり、なかなかまともな写真が撮れません・・・。

 ハラアカヤドリハキリバチの体には、短い毛は生えていても、目立つ毛はありません。 花粉を毛にくっつけて集める必要が無くなったからでしょう。

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