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2013年7月24日 (水)

ナンゴクナライシダ

 ナライシダの名は、長野県の奈良井に由来します。 従来ナライシダとされていたものに2つのタイプがあることが分かり、1986年にナンゴクナライシダとホソバナライシダに分けられました。 ナンゴクナライシダは暖地性で西日本を中心に、ホソバナライシダは温帯性で東日本を中心に分布しています。

Nangokunaraisida130719_1

 上は堺自然ふれあいの森にあったナンゴクナライシダです。 葉の形は、最下羽片が発達し、そのなかでも基部の小羽片が発達しているので、全体としては五角形になります。 小羽片のつく順序は、上向の小羽片が先になります。

 上は葉の表の一部を撮ったものです。 葉はうすい草質です。 細い毛は光の当たり方でうまく写らないことが多いのですが、よく見るとあちこちで毛が写っていて、特に羽軸の溝に多く見られます。 この毛はホソバナライシダでは無いか、あってもごくわずかとのことです。

 上は葉の裏面の拡大で、写真をクリックし「オリジナルの表示」で1024×768まで拡大できます。 包膜は円腎形、中軸や羽軸には、扁平で袋状の鱗片があちこちについています。

 ところで、ナンゴクナライシダの葉の表には、あちこちに下のようなものが見られます。 影でわかるように葉面に乗っているのではなく、葉面に立っています。

Nangokunaraisida130719_3

 この正体は → こちら

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