セアカゴケグモ
セアカゴケグモのメスの腹部は丸く、上から見たのでは、頭胸部に近い腹部の模様はほとんど見えません。 上は前方斜め上から見たセアカゴケグモの若いメスで、メリハリの効いた美しい模様を持っています。 なお、成熟が進行するにつれて、腹部の白い色は無くなっていきます。
一時はいろいろ騒がれたセアカゴケグモですが、最近は話題になることも少なくなりました。 アシナガバチ並みの“普通の”注意すべき虫になってしまったのでしょうか。
しかし、少なくとも大阪付近では、今年は暑さ好きのセアカゴケグモが目立っているような気がします。
上はセアカゴケグモのオス(2頭)と若メスです。 場所は地表から高さ2mほどの壁面で、このすぐ横に街灯がありますので、その光に集まる虫を狙っているのでしょう。
今までに私がセアカゴケグモを見たのは、溝の蓋の裏など、低い場所のみでした。 こんな高い場所で見たのははじめてでした。 そして、ほぼ同じ高さのすぐ近くには、メスがもう2頭いました。
上は若メスだけを、ほぼ真上からもう少し大きく撮ってみました。 注意を呼びかけるポスターなどでおなじみの模様ですが、1枚目の写真とは、かなり印象が違います。
上はオスです。 メスより小さいですが、拡大すると、なかなか美しい模様を持っています。
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