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2013年7月16日 (火)

オオバギボウシ

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 オオバギボウシは山地の草原や林縁に見られる多年草です。 早春の頃、若葉はウルイという名で山菜として利用されます。 また、ウルイを乾燥させたものは保存食にもなり、「山かんぴょう」と呼ばれています。
 名前はツボミの姿が和橋の欄干(らんかん)の擬宝珠(ぎぼうし)に似ているところからと言われています。
 ギボウシの仲間(ギボウシ属)は、従来はユリ科に分類されていました。 しかしAPG分類体系ではリュウゼツラン科に移され、さらに2009年に公表されたAPG植物分類体系第3版ではリュウゼツラン科がクサスギカズラ科リュウゼツラン亜科になりましたので、ギボウシの仲間はクサスギカズラ科ということになっています。
 花は6~8月頃、長く伸びた花茎から斜め下向きに咲きます。

 花の花被片は6枚(ガク片由来3+花弁由来3)、オシベは6本です。 オシベとメシベは先の方でくるりと反転しています。 そのわけは・・・

 オオバギボウシの花にトラマルハナバチが来ていました。

 上の写真では、トラマルハナバチが花冠の入口から奥に入ろうとしています。 この時、オシベの葯やメシベの柱頭に体が触れ、花粉の授受が行われます。 上の写真では、柱頭がみごとにトラマルハナバチの背に当たっています。(写真はクリックで拡大できます。)

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