タゴガエル
金剛山の小さな渓流に沿って歩いていると、グゥッグゥッとタゴガエルの大きな声が、あちこちから聞こえてきます(6月8日)。 岩の隙間の奥で鳴いているらしく、なかなか姿が見えませんが、運よく1匹みつけ、逃げるところを追いかけながら、何枚か撮ることができました。
(いろんなものを体の表面にくっつけていますので、体の模様と間違えないよう、注意して見てください。)
タゴガエルはアカガエルの仲間(アカガエル科アカガエル属)です。 ちなみに、名前は両生類学者の田子勝弥氏に由来します。
下顎には暗色斑が見られます(上の写真)。
産卵は、伏流水や、渓流の水が流れ込む岩の奥など、流れのゆるやかな所で行います。 上に書いたように岩の割れ目などから出てくることはあまり無く、泳ぐことはほとんどしませんので、水かきはあまり発達していません(下の写真)。
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