アカマダラメイガ
アカマダラメイガはメイガ科マダラメイガ亜科に分類されている蛾です。 マダラメイガの名前は、この亜科だけでも「みんなで作る日本産蛾類図鑑」には170種ほどが記載されていて、その中には斑(まだら)模様の仲間もいろいろいることによるのでしょう。
メイガ科の幼虫の一部は乾燥食品の害虫として嫌われていますが、多くの幼虫は植食性です。 「メイガ」を漢字で表すと「螟蛾」で、この「螟」はズイムシ、つまり植物の茎の髄を食べる虫のことです。 アカマダラメイガの幼虫も、メドハギ、ミヤコグサ、シロツメクサなどのマメ科植物を食べて育つと言われています。 さすがにミヤコグサ、シロツメクサなどでは、髄ではなく、葉を食べるのでしょうが・・・。
アカマダラメイガはなかなか美しい蛾です。 上は最初の個体の一部を拡大したものですが、下に別の場所で撮ったものも載せておきます。
色彩は光の条件にもよりますし、個体差もあるでしょう。 また蛾の場合は、鱗粉の取れ方でもずいぶん印象が違ってきます。
下の個体は前翅中央付近の斑がずいぶんはっきりしています。
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