ケクダアブラムシの一種
ケクダアブラムシの仲間は、角状管が太くて長く、全身に刺毛があるなど、特徴のあるアブラムシで、コナラ属やシイ属を寄主とし、寄主転換もしません。
写真はシラカシ(コナラ属)にいたもので、体長は約3.5mm、触角にも角状管にも毛が生えていて、上記の特徴から、ケクダアブラムシの一種であることには間違いは無いと思います。 しかしケクダアブラムシの仲間は国内で20種ほど知られていて、同定には微細な形質を見る必要があり、種名を調べることはギブアップです。
ただ、クワナケクダアブラムシ(別名はクワナケブカアブラムシ)はブナ科に集まるケクダアブラムシの最普通種であり、絵合わせでも似ているように思いますので、その可能性は高いと思います。
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