タイワンリス
タイワンリスは台湾南部を原産地とするリスで、中国からマレー半島にかけて広く分布するクリハラリスの台湾固有亜種とされています。 元来日本には分布していなかったのですが、動物園などから逃げ出して野生化し、各地で増え、農産物や樹木に被害を与えるとともに、在来のニホンリスに対する悪影響が心配されています。
ニホンリスとの違いは、ニホンリスは腹が白く、耳にはふさ毛があるのに対し、タイワンリスはニホンリスより少し大きく、クリハラリスの名前のように腹は栗色で、耳にふさ毛はありません。
写真は「大阪狭山市立市民ふれあいの里」のリス園で撮ったものです。 ここではタイワンリスはきちんと管理され、よく慣れていて手乗りで餌をもらうなど、子供たちを楽しませてくれています。 ちなみに、市民ふれあいの里は、緑化植物園などもあって、入園料は200円で、無料駐車場もあります。
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