ヒロバトガリエダシャク
ヒロバトガリエダシャクの終齢幼虫が出現しはじめています(下の写真)。
ヒロバトガリエダシャクの終齢幼虫の背側は白っぽい色一色ですが、4齢までの幼虫の背側は、下のように白と黒の筋模様があります。 頭部にはパンダの目にあるような斑紋が見られます。
上の3枚の写真で、幼虫がいるのはいろんな葉の上ですが、ヒロバトガリエダシャクの食餌植物は多岐にわたっています。
今いる5齢幼虫は、まもなく土に潜って蛹になり、そのまま暑い夏も寒い冬も越し、成虫は翌年の春に出現します。 今年の記録を見ると、私の近所で成虫を確認したのは3月の上旬から下旬まででした。 下がその成虫です。
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コメント
おはようございます。
勿来の関で,ヒロバトガリエダシャクは去年3/23,今年3/19の出現です。今年はどの蛾も一週間ほどはやいです。
成虫になるまで,夏も冬も蛹で越すとは知りませんでした。
投稿: itotonbosan | 2013年5月14日 (火) 05時17分
今年は寒くなったり暑くなったりで、虫たちもとまどっていることでしょうね。
しかし逆に言うと、これだけ不順なのに、植物の花の咲く時期に比較して、虫たちの出現時期はそんなにずれてはいないとも言えるように感じます。
投稿: そよかぜ | 2013年5月14日 (火) 22時32分