ミツモンハチモドキバエ
写真はデガシラバエ科のミツモンハチモドキバエです。 「堺自然ふれあいの森」にいました。 ちょうど発生時期だったのかもしれませんが、別の日にも複数の個体を見ていますので、特に珍しい種ではなさそうですが、みつかっているのはメスばかりで、生態はまだよくわかっていないようです。
翅にはぼんやりとした3本の黒帯がありますが、名前の「ミツモン」は頭部前方の3つの黒紋(下の写真)に由来しているようです。
デガシラバエ科のハエは捕食寄生性で、幼虫は甲虫やハチ目の昆虫に内部寄生するようです。 このミツモンハチモドキバエも、幼虫はコガネムシ類に寄生すると言われています。
下は産卵管ですが、まるで事故防止のために、危険な針先にビニールチューブをかぶせているように見えます。 実際のところはどうなっているのでしょうね。
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