シナサワグルミ
シナサワグルミは中国原産の落葉高木で、日本には明治初期に入ってきており、街路樹や公園木としてよく植栽されています。
雌雄同株で、花は葉の展開と同時に、雌雄別々に尾状花序を作って下垂します。 雄花序は本年枝のつけ根近くに(上の写真)、雌花序は本年枝にできます。
上は雄花序の一部を撮ったもので、苞が長く伸び、そこにオシベがつきます。 苞の先には小苞と花被片がついています。
上は雌花序の一部です。 赤い柱頭が少し見えていますが、まだ完全には出ていません。 雌花は受粉すると、直立する2翼を持った果実形成に向かいます。
下は7月中旬の写真ですが、垂れ下がった長い果穂が形成されています。
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