ヤワゲフウロ
ヤワゲフウロは、フウロソウ科の越年生草本で、ヨーロッパ原産の外来植物です。 日本では1976年に北海道で野生化が確認されたのが最初で、その後各地から報告されていますが、多い地域とほとんど見られない地域があるようです。
私が最初にこの植物を見たのは、もう20年以上も前になりますが、大阪府南部のあちこちのミカン畑で、いちめんに生えていました。 使用された有機肥料に種子が混じっていたのだろうと聞いたことがあります。 草丈が低いので、上を他の植物に被われてしまうような所では生きていけず、管理されて草丈の高い雑草の無い果樹園などは適地なんでしょうね。
葉は長い葉柄があり、葉身は5~9深裂し、さらに浅く切れ込んでいます。 花は春に咲きます。
名前は、植物全体に軟毛を有することによります。 下は毛を分かりやすくするために、コントラストを強めてあります。
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コメント
山の辺の道、ハイキングしてて初めて出合いました
ヤワゲフウロ、名前の由来の軟毛が撮れてなくって・・・
リンクお願いしました。
投稿: わんちゃん | 2013年6月10日 (月) 14時48分
細い毛は光のあたり方を考えないと、なかなか撮れないですね。
リンク了解です。
投稿: そよかぜ | 2013年6月10日 (月) 22時08分
金剛山で出会ってまたまたお尋ねしてました。
またまたリンクお願いします。
投稿: わんちゃん | 2015年6月17日 (水) 09時04分
了解しました
投稿: そよかぜ | 2015年6月17日 (水) 23時19分