エイザンスミレ?
スミレの仲間の同定はとても難しいのですが、葉に深い切れ込みのあるスミレは、エイザンスミレ、ヒゴスミレ、ナンザンスミレくらいで、しかもナンザンスミレの自生地は対馬に限られています。
ところが、残るエイザンスミレとヒゴスミレの見分け方が、私には難しい・・・。 花の色も葉の形にも変異があります。
エイザンスミレの特徴としては、花の色は淡紅紫色が多く花弁の縁は波打ち、葉は3裂し、それぞれの裂片が裂けます。 ヒゴスミレは花の色は白色が多く、葉は多くの場合、厳密には3裂ですが、側列片が付け根に近いところから分かれるので、5裂しているように見えます。
さて、写真のスミレはどちらでしょう?(例によって無責任なブログです (-_-; ) いちおう直感的な雰囲気でエイザンスミレとしましたが・・・。
なお、「エイザン」の名は京都府と滋賀県の境にある「比叡山」に、「ヒゴ」は「肥後」つまり熊本県に由来しますが、どちらも本州~九州に分布します。
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