ザウテルアヤトビムシ?
地面に転がっていた朽木にいたトビムシで、絵合わせ(例えばこちら)ではザウテルアヤトビムシ( Homidia sauteri )またはその近縁種ではないかと思います。 持ち帰ってほんのしばらく冷凍庫に入れておくと、あっけなく死んでしまいました。 マルトビムシは驚くほど生きていたのに・・・。
で、跳躍器(または叉状器)を後ろに伸ばした姿になっています。 死ぬと跳躍器を伸ばしたままの状態になるようです。
生きている時の姿は、撮っていませんが、「樹皮の下のトビムシいろいろ」の2枚目に近いものでした。 生きている時は跳躍器は腹部腹面にくっつけていて、これをピンと伸ばすことによってジャンプします(これが“跳び虫”の名前の由来です)。
このトビムシは細い毛がたくさん生えていて、光が毛に当たって反射すると、その光で体の表面が見えなくなってしまいます。 上の写真と下の写真を比較してみてください。
下は3枚の写真で深度合成してみたものです。 この写真はクリックで拡大します。
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