アーモンドの花
お菓子などにもよく使用されているナッツのアーモンドは、バラ科サクラ属( Prunus )の種子の仁です。 ウメもモモもサクラ属で、果実の中央に硬い種子がありますが、アーモンドの果肉は薄くで食用にならず、中央の硬い種子の殻を取り除いたものが、食用にされる部分です。
そのアーモンドの花が、23日、大阪市の長居公園で7部咲きでした。 今年は2月までとても寒く3月になって急に平年以上の暖かさになったため、晩秋から冬の間ちらほらと咲き続けるジュウガツザクラや2月はじめに咲くカワヅザクラなどの花が遅れ、3月下旬に咲くアーモンドが早く咲きはじめ、いろんな桜の仲間が咲き競うようになっています。
上のアーモンドの花で花見をしていただく場合、写真をクリックして大きくしてから、「オリジナルの表示」を選択していただくと、1024 × 768 の画像になります。
アーモンドは中央アジアから西南アジア・北アフリカが原産ですが、花も美しいため、日本でもあちこちで植栽されるようになってきました。
なお、アーモンドとは、英語( almond )をカタカナになおしたもので、和名ではヘントウです。 この和名は「種子が扁平な桃」ということでしょうね。
アーモンドにも品種があり、花の色も、白色、桜色、桃色のものがあるようです。 花のにおいについては、いろいろ言われているようですが、この日は少し風が強かったためか、においは分かりませんでした。
アーモンドの花は比較的大きな花で、花柄は短いので、サクラよりはモモに近い花のつき方です。 そして芽鱗には白い毛がたくさん生えていました(下の写真)。
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