ヤブサンザシの雌花
ヤブサンザシはスグリ科の落葉低木ですが、早くも葉を広げ、花を咲かせていました(2013.3.23.大阪市立長居植物園)。
雌雄異株で写真は雌花ですが、雄花も雌花との違いはわずかで、写真の花よりオシベが大きくメシベが少し小さいくらいです。 花弁のように見えているのはガクで、ガク裂片の間にある小さなへら状のものが花弁です。
下は柱頭を拡大してみたものです。 柱頭は2裂して皿状で、中央には小さな穴が開いています。
小さい果実は秋に赤く熟します。 ヤブサンザシの名前は、この果実が中国原産のサンザシ(パラ科)の果実に似ていて、明るい林に自生しているところからです。
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