朽木の中にいたオオクチキムシ
当初タイトルを「ヒメマルムネゴミムシダマシ?」としていましたが、ヒメマルムネゴミムシダマシはもっと艶があり、おなじゴミムシダマシ科のオオクチキムシだろうと教えていただき、タイトルと文を少し変更しました。
朽木を割ると、その中に尻を突き合わせた甲虫が2頭(下の写真)。 越冬中に交尾!? と思いましたが、落ち着いてよく見ると、オオクチキムシとナガニジゴミムシダマシのようです。
ナガニジゴミムシダマシは明日載せる予定ですが、もう片方は、最初はよく見るキマワリだと思いました。 しかし、キマワリは幼虫で越冬するようです。 キマワリを含むゴミムシダマシ科には似たものが多く、よく理解できていませんが、とりあえず「?」付きでヒメマルムネゴミムシダマシとしておきます。 オオクチキムシでした。
これくらいの大きさの甲虫になると、朽木を割ってもなかなか出会えないのですが、2種が同じ所にいるということは、体の大きさに合った適当な越冬場所はそんなに無いのでしょうね。
角度を変えて見ると、あたりまえですが、2頭のお尻はちゃんと離れています(下の写真)。
比較のために、昨年の6月下旬に撮ったキマワリの写真(交尾中)を下に載せておきます。
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コメント
おはようございます。
ヒメマルムネゴミムシダマシはもっと光沢感があると思うのですが、これは光沢感が全くありませんね。ゴムのような背面の質感と長い脚は、おそらく、オオクチキムシではないかと思います。
投稿: フッカーS | 2013年2月26日 (火) 08時16分
ありがとうございます。
どこか違うな、と思い「?」をつけていましたが、納得しました。
さっそく訂正します。
投稿: そよかぜ | 2013年2月26日 (火) 10時47分