アジアコブカタキモグリバエ
写真のハエの背景は、私の爪です。 葉の裏にいるところを撮ろうとすると、爪に飛び乗ってきました。
似たキモグリバエの仲間(例えばこちら)に比べて、頭部の背単眼の場所のきれいな三角形が印象的です。
このハエは、そらさんのところに載せられているものと同種だと思います。 そらさんへのコメントでは、フッカーSさんが、小楯板の剛毛2本、胸部側板の剛毛2本、腹部が丸っこいことなどから、Meijerella属ではないかと指摘され、ezo-aphidさんとKanmiya先生によって、アジアコブカタキモグリバエ(Meijerella inaqualis)と同定されています。
下は‘赤坂御用他のキモグリバエ科(双翅目)’(上宮健吉;国立科学博物館専報 39, 337-345, 2005)に載せられている Meijerella inaqualis の図です。
このアジアコブカタキモグリバエは、みなさん撮っておられて、おちゃたてむしさんのところ、BABAさんのところ、tukikuiさんのところなどにも載せられています。
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