アリガタバチ科の一種
写真は、平たく細い体や、大あごが前を向いているなどの人相ならぬ虫相などから、アリガタバチ科の一種だと思います。 ケヤキの樹皮の下にいました。 体長は8.5mmで、アリガタバチとしては大型です。
アリガタバチ科の多くは小さくて、アリとよく間違えられます。 例えば、身近なところで見られるシバンムシアリガタバチは、体長は2mmほどです。 しかし、大きなものもいるようで、例えば「蜂が好き」のこちらには体長12mmのアリガタバチが載せられています。
アリガタバチは有剣類のセイボウ上科に分類されている蜂です。 平たく細い体で隙間にもぐり込み、主に蛾や甲虫の幼虫に卵を産み付けます。
アリガタバチがアリによく間違えられるのは、上に書いた大きさ以外にも、翅の無いものも多いからです。 翅はオスメス共に無い種や、メスだけ無い種、メスの翅が短くなった種も、オスメス共にちゃんとした翅を持っているものもあるようです。
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